2013年12月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2291ページ
ナイス数:87ナイス
人類資金5 (講談社文庫)
の感想
今回はインターミッションて感じで物語自体に動きはなし。そういった点では物足りなくもないけれど、〈M資金〉の成り立ち、そしてMの意味など虚実入り混じった歴史の説明はなかなかに興味深く読めました。さて、次の巻では大きく展開されていくであろうこの物語の続きが早く読みたいところです。
読了日:12月31日 著者:福井晴敏
このミステリーがすごい! 2014年版
の感想
国内編は全滅。海外編はルヘインの『夜に生きる』を筆頭に11作品を読了で、積ん読中に5作品。今回は幻の名作ベストテンの企画が良かったなぁ。
読了日:12月20日 著者:
サイロンの挽歌 (ハヤカワ文庫JA)
の感想
正篇続編第二弾は宵野ゆめさんが描くサイロン篇。パロ編では「あの人」がまさかの復活。そしてこのサイロン篇では「あの人」についていよいよ決着なんでしょうか。全ての人が納得できるはずはないけれど、この勇気ある前進を見届けていきたいです!
読了日:12月17日 著者:宵野ゆめ
翡翠のクローザー 不死人夜想曲#3 (ヴィレッジブックス)
の感想
ますます事態は悪化へと。ダーメンのことだけを信じその言葉を受け入れる事が出来ればダーメンとの二人の未来は築くことができたはず。けれども不死人になったからといって感情は普通の人間のまま。理性だけでは解決できないところはある意味リアルかと思います。エヴアーを翻弄するローマンだけでなく、新たに登場した魅力的なジュード、それに双子に影の書など、問題は更に山積みになってどう解決できるのか。続きを楽しみに待ちたいところです。
読了日:12月12日 著者:アリソン・ノエル
パロの暗黒 (ハヤカワ文庫JA)
の感想
既にワールドの方で読んでいたのでさらっと流し読み。色々思うところはファンは皆あるでしょう。けれどもこの挑戦を何より栗本さんが喜んでいられるだろう。という事で「あの方」の復活は中原に大きな嵐を起こしそうで、この先を楽しみにしたいと思います。
読了日:12月11日 著者:五代ゆう
カルニヴィア 1 禁忌 (ハヤカワ・ミステリ 1875)
の感想
意外と読むのに時間がかかってしまったけれど、根深く、それでいて知られざる問題に挑戦する野心的エンタメとして楽しめました。途中のラブロマンスは正直どうなのかなとも思ったけれど、主人公の一人がこれから更に乗り越えていくべき試練の為のステップとして描かれているのかなとも思いました。若干人物描写が薄く感じたものの、後半の活劇シーンは夢中にさせられるし三部作の一作目という事でこれからに期待です。
読了日:12月8日 著者:ジョナサン・ホルト
妖怪アパートの幽雅な日常9 (講談社文庫)
の感想
最終巻前のほっこりとするような巻でしたね。誰しも抱える不安や不満。でも前を向かないと何も始まらないんですよね。後退してるかもとそのときは思えても、前向き生きたいです。
読了日:12月5日 著者:香月日輪
読書メーター
昨年最後の月は7冊?
いえいえ、グインの2冊はさらっと再読しただけだし、「このミス」は小説じゃないのでカウントしないとなると4冊という結果になってしまふ・・・。
まぁ、賛否両論ありましょうが、やはりグインの世界がまた楽しめるというだけでも嬉しいし、その勇気ある挑戦は称賛に値すると思います。
この先、どのような展開が待ち受けているのか楽しみにしています♪