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骨の祭壇(上) (新潮文庫)
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骨の祭壇(下) (新潮文庫)
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現在のサンフランシスコでホームレスの老婆が謎の言葉を残して刺殺される。
時を遡ること18ヶ月前には、テキサスで死に瀕していた聖職者である男性が息子に過去の秘密を打ち明けていた。
そして1937年のシベリアでは強制収容所からひと組の男女が脱走し、ある場所を目指していた。
三つの物語は「骨の祭壇」という謎を巡って大きなうねりとなる。
まさにエンタメといえる作品です。
著者は著名な作家がその名前を秘して覆面作家として本書を書いたとか。
で、特に前半は謎が謎を呼ぶように、読者を一気に引きつけます。
アメリカの陰謀史などを絡めつつ、ノンストップで過去と現在を絡めて、誰もが敵に見える状況の中で主人公の女性は自身の家系に引き継がれるある秘密、「骨の祭壇」に向かって疾走する事に。
ラストは予定調和的で少々物足りないむきはありましたが、後半に入っても勢いは止まらず、歴史ミステリ的で、オカルティックで、冒険小説的で、サスペンスにアクションともうお腹いっぱいになるザ・エンターテイメントと呼ぶべき物語を堪能させて貰うことが出来ました。

