2013年5月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2594ページ
ナイス数:100ナイス
探偵はひとりぼっち (ハヤカワ文庫 JA (681))
の感想
主人公「俺」の青臭いまでの正義感というか、良心に思わず惹きつけられます。急転直下で真犯人が判明するけど、結局直接の登場は無かった二世政治家の純な想いをもう少し描写が欲しかったかな。映画の方はまだ観てないけれど、どのように映像化してるのか楽しみです。
読了日:5月27日 著者:東 直己
消えた少年 (ハヤカワ文庫JA)
の感想
純な〈俺〉にますます惹かれていかれる作品ですね。事件そのものの背景にあるもんはグロくて痛いものがあって苦手ではありますが、どこか凛とした翔一や相棒の高田など、脇役もいい。春子とのラストのやり取りも良かったです。
読了日:5月21日 著者:東 直己
特捜部Q ―カルテ番号64― (ハヤカワ・ミステリ 1871)
の感想
シリーズ四作目。デンマークの社会派ミステリではありますが、ミステリとしての面白さよりも特捜部の面々のやり取りや、意外にも良くなってきたチームの仲。実際にミステリとしては前作の方が楽しめたけれど、本作はシリーズとしてよりアグレッシブに展開を見せ始めているので、今後がますます目が離せないです。
読了日:5月19日 著者:ユッシ・エーズラ・オールスン
向う端にすわった男 (ハヤカワ文庫JA)
の感想
すっとぼけたような表題作を始め、主人公の軽妙な独白にニヤリとさせられつつ、それぞれどこか物悲しさを感じさせる短編集でした。こういうのもいいねぇ。
読了日:5月11日 著者:東 直己
バーにかかってきた電話 (ハヤカワ文庫JA)
の感想
映画の一作目になったシリーズ二作目の原作(ややこしいな)。一作目よりも格段に面白く読めたので、一作目じゃなくこちらを映画にしたのも納得。哀しいラストに至るまでと、主人公“俺”の軽口やユーモラスで純真とも言える生き方が対比されていて良かった。続いてシリーズを読み続けたくなりました。
読了日:5月9日 著者:東 直己
探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)
の感想
正直あまり主人公に感情移入出来なかったせいと、話の筋を追いにくかった事もあり、なかなか物語にのめり込めなかった。でも、少年の死体の前で涙する“俺”の、ある意味純真さに惹かれてからは一気に最後まで読めました。とりあえず映画化されたシリーズ二作目も読みたいと思います。
読了日:5月6日 著者:東 直己
読書メーター
5月は6冊。
うち5冊が〈ススキノ探偵〉シリーズという・・・(笑)。
ちなみに映画の方は上映中の二作目はまだ観てません。
三作目の制作も決定したらしいし、観に行きたいなぁ。