『廻旋する夏空: クロニクル・アラウンド・ザ・クロックII』 津原泰水 | 固ゆで卵で行こう!

固ゆで卵で行こう!

ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。

廻旋する夏空: クロニクル・アラウンド・ザ・クロックII (新潮文庫) 廻旋する夏空: クロニクル・アラウンド・ザ・クロックII (新潮文庫)
津原 泰水

新潮社 2013-01-28
売り上げランキング : 396172

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


〈クロニクル・アラウンド・ザ・クロック>シリーズ第二部です。


第一部で事件は解決されたと思いきや、事態は二転三転とします。


果たして真犯人は?!



そういったミステリとしての楽しみ以上に楽しめるのが、やはり青春音楽小説的側面。


野薊という女子中学生たちが結成したガールズ・バンドの面倒をみる事になった、くれない。


爛漫のコピーをするという野薊だけれど、技術的な面は目を覆うようなところもあるものの、その熱い想いがくれないを動かします。


野薊の成長を見てみたいと図らずも思わされてしまいますが、次の第三部でシリーズは完結予定みたいなのでそれは望み薄かな・・・。


そして今回のハイライトは終盤のライブシーンでしょう。


爛漫復活を望むマネージャーの思惑に乗るメンバーと、そうでない者たち。


それぞれの想いがある中で幕が上がるステージ。


あぁ、もうそのステージでの場面に胸が熱くならない訳が無い・・・!



ミステリとしての仕掛けもそうですが、爛漫がどうなっていくのか、完結編が待ち遠しいですねぇ。