『六人目の少女』 ドナート・カッリージ | 固ゆで卵で行こう!

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六人目の少女 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 六人目の少女 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
ドナート カッリージ Donato Carrisi

早川書房 2013-01-10
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森の中で発見された六本の左腕。

それは連続少女誘拐事件の被害者のものと判明。

しかし誘拐されていると分かっている少女は五名。

あと一名は果たして。

失踪人搜索のエキスパートであるミーラ・ヴァスケス捜査官は、犯罪学者ゴラン・ガヴィラがオブザーバーを務める特別捜査班に加えられる。




飽きさせず一気に読ませる展開はなかなか見事でした。

しかしながら犯人との頭脳戦を期待していたら、とつぜん出てきたオカルティックな展開には残念。

それって本当に必要だったのだろうかと疑問。


また、主人公であるミーラですが、優秀な失踪人エキスパートである様子がこの事件を捜査する間にはあまり伺えなかったのも残念なところですね。


それでも六人目の犠牲者は生きている可能性が高いといったところから、ずっと緊張感を保ちつつ次へ次へと読ませる力量はデビュー作にしてはなかなかのものです。


読んでいるあいだは夢中になり(オカルトな部分では引きましたが)、結論としては面白いのは面白かったのだけれど、詰め込みすぎて逆にどこか物足りなくも思えないって印象でした。