2012年4月の読書メーター、まとめ。 | 固ゆで卵で行こう!

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ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。

4月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2738ページ
ナイス数:122ナイス

アイ・コレクター (ハヤカワ・ミステリ 1858) アイ・コレクター (ハヤカワ・ミステリ 1858)
エピローグから始まり章が減っていく・・・そんな著者の仕掛けというか試みも面白く、謎が謎を呼ぶ展開でぐいぐい読ませます。特殊能力がひとつのカギとなっているけど、純然としたミステリとしても楽しめました。読み終えて主人公の受ける絶望感に読者もどっぷりと浸ることも間違いないでしょう。また、目の見えない方の考え方や行動が詳しく描かれているのも興味深く、これからそういった方への見方も変わるかも。
読了日:04月21日 著者:セバスチャン・フィツェック
人生に迷わないためのお金の地図 (新潮文庫) 人生に迷わないためのお金の地図 (新潮文庫)
読書メーターさんの献本に当選!(ありがとうございました♪) てな訳で読んでみました。確かになるほどなるほどと思う部分もあるし、実践できればこんな自分でもお金を貯めれるかなと思います。しかし何が難しいって実際に実践し、そして続ける事なんですよね~。それにしても老後にあんなにお金が必要だと考えるとゾッとします。目を背けず現実と向き合わないとと思うだけでも読んだ甲斐はあったかと。
読了日:04月18日 著者:泉 正人
アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子Ⅱ (幻冬舎文庫) アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子Ⅱ (幻冬舎文庫)
八神瑛子シリーズ二作目。前作よりスケールアップし、展開もスピーディです。最強の殺し屋のグラニソとその案内役を務める事になった腕っ節自慢の若者にいつの間にか感情移入してしまったんですが、二人の交わりそうで交わらない感情が切なかったですね。さて、夫の死の真相に一歩近づいた瑛子と、瑛子の真の姿を暴き警察から追い出そうとする署長の富永との関係がこの先どう変わっていくのかも含めて続きが早く知りたい。
読了日:04月15日 著者:深町 秋生
野蛮なやつら (角川文庫) 野蛮なやつら (角川文庫)
畳みかける言葉。暴力の連鎖。痛快な展開を見せる後半だけれど、野蛮なやつらが生きる世界はやはりやりきれない。
読了日:04月11日 著者:ドン・ウィンズロウ
彩雲国秘抄  骸骨を乞う 彩雲国秘抄 骸骨を乞う
最後の一遍を除いてシリーズが完結してからのお話。誰もが骸骨を乞う人生だったのだけれども、その骸骨は愛しい人の骸骨こそ重く、そして美しく輝くもの。正直まだまだよく分からない部分もあるけれど、全てを受け入れる事ができ、そして与える事ができるようになった劉輝に涙です。そして劉輝以外の人たちの想いにも涙、涙なしでは読めない一冊でした。。。
読了日:04月03日 著者:雪乃 紗衣
吸血鬼ハンター24 D-貴族戦線 (朝日文庫) 吸血鬼ハンター24 D-貴族戦線 (朝日文庫)
最近のシリーズの中では最もDがアクティブに描かれていて、また、左手の活躍する場面も多く、そのせいか作品自体も勢いがあって良かった。もう少し脇役をしぼるなどして焦点がぶれなければより楽しめたかな。
読了日:04月02日 著者:菊地秀行
ゴーストライター (講談社文庫) ゴーストライター (講談社文庫)
最後の一ひねり部分は、途中でそうじゃないのかなと推測できてしまいましたが、英前首相の回顧録のゴーストライターとして携わる事になった主人公が、前任者の死、前首相がもつ魅力とその周りにいる女性陣の強さなどをじっくりと描いていながら徐々に緊張感が高まっていく様子が楽しめました。 それにしてもGoogleは活用され過ぎだ。そんなに簡単に手掛かりが手に入るものなのかどうかは疑問だけれど、そこはエンタメとして気にしないでおこう(笑)。
読了日:04月01日 著者:ロバート・ハリス

2012年4月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター



4月も前半は調子良かったものの、なんだかんだと忙しくなった後半はさっぱりでした。


5月も落ち着くまでは忙しいと思われ、積読本だけが溜まっていきそう(;´▽`A``


なにはともあれ頑張りまっしょい。