映画「月に囚われた男」 | 固ゆで卵で行こう!

固ゆで卵で行こう!

ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。

月に囚(とら)われた男 [Blu-ray] 月に囚(とら)われた男 [Blu-ray]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2011-02-23
売り上げランキング : 4656

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


先日観た映画「ミッション:8ミニッツ」が面白かったので、同じ監督のデビュー作である「月に囚われた男」を借りてきて観ました。


監督のダンカン・ジョーンズはあのデヴィッド・ボウイの息子さんという事でも話題になってましたが、トニー・スコット監督の元で映画を学んでいたそうですね。


で、このデビュー作の評判も良かった記憶があるので気になってたんですよね~。



物語は月で採れる貴重なエネルギー資源を一企業が独占して採掘しているという近未来が舞台。

その月での採掘作業は殆どが機械による全自動で行われているが、一人だけ生身の人間が作業員として勤務しています。

勤務期間は3年間。

通信機器の故障で地球とのやり取りは録画したものを送るのみ。

そんな3年という契約期間が間もなく終わり、愛する妻と娘のいる地球に帰る日を心待ちしているサムという男が主人公。

しかし、事故を起こしてしまい、目覚めるともう一人の自分がいて・・・。


登場人物はサムともう一人のサム。

それにサムの話し相手であり世話係のAI、マーティだけで基本的に物語は進みます。


観初めて思い浮かべたのは「2001年宇宙の旅」。

けれどもあんなに難解な展開は見せないので安心して観れました(笑)。


ちょっとノスタルジックな気持ちを起こさせるような宇宙基地や月の描写と、主人公のサムが徐々に真実に近づいていく様子は、静かな緊張感をずっと持続させており、最後の最後まで飽くことなく観る事が出来ました。


サムと、そしてサムの決断。

そしてAIに過ぎないはずマーティの決断は優しさに溢れて胸がいっぱいになります。


小品ながら観て良かったなと素直に思える映画でしたね~。