2010年7月の読書メーター、まとめ。 | 固ゆで卵で行こう!

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ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。

7月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3322ページ

15×24 link four Riders of the Mark City (集英社スーパーダッシュ文庫 し 5-4) 15×24 link four Riders of the Mark City (集英社スーパーダッシュ文庫 し 5-4)
リンクしていく言葉はそれぞれの登場人物がどのようにリンクしていくのか、リンクしていたのかが少しずつ明らかにされだして物語は加速していきます。しかし突拍子もないと言えるような展開についていけるかどうかでこのシリーズの評価が大きく分かれそうだなぁ。
読了日:07月31日 著者:新城 カズマ
15×24 link three 裏切者! (集英社スーパーダッシュ文庫) 15×24 link three 裏切者! (集英社スーパーダッシュ文庫)
冒頭から意表をつかれる展開。そう、これは「死」を扱った物語だった!けれどもその「死」は少なくとも今は軽くしか扱われていない状態。それがどのように広がり続ける物語でしっかりと描かれていくかが問題だ。と言う訳で続けて次巻へ!
読了日:07月29日 著者:新城 カズマ
15×24 link two 大人はわかっちゃくれない (集英社スーパーダッシュ文庫) 15×24 link two 大人はわかっちゃくれない (集英社スーパーダッシュ文庫)
井の頭公園での包囲網の下りは緊迫感もあってよかった。携帯を通じて繋がる言葉というウィルスはどこまでも感染していくようで続きが気になる。しかし、なんだかファンタジーみたいな要素が入ってきてちょっと不安もあるけれど、この辺は先を読まないと実際はどうなのか分からないなぁ。
読了日:07月27日 著者:新城 カズマ
ミストスピリット 3 (ハヤカワ文庫FT) ミストスピリット 3 (ハヤカワ文庫FT)
第二部完結編はスパイの意外な正体が明らかにされるところから最後まで意表をつく展開に引き込まれます。どんでん返しの連続とも言えるその展開の果てに更なる脅威がヴィンたちを待っている第三部が待ち遠しいです。
読了日:07月25日 著者:ブランドン サンダースン
もう誘拐なんてしない (文春文庫) もう誘拐なんてしない (文春文庫)
読みながら思わず笑ってしまうような場面が多いユーモアミステリ。読んでてとても楽しかったけれど、最後はもうちょっとその後が知りたかったなぁ。
読了日:07月22日 著者:東川 篤哉
ノンストップ! (文春文庫) ノンストップ! (文春文庫)
著者が仕掛ける次へ次へと読ませる仕掛けに前半にハマれば最後まで一気読み。しかしラストは「?」な部分を残すのも著者らしいと言えばいいのか。未訳の作品も邦訳が待たれます。
読了日:07月10日 著者:サイモン・カーニック
牙一族の狩人 魔界都市〈新宿〉 (朝日ノベルズ) 牙一族の狩人 魔界都市〈新宿〉 (朝日ノベルズ)
ロマンチックな部分も多く、こういうセンチメンタリズム溢れる作品は好きです。世界を三度救った男、十六夜京也と謎の一族との戦いを描いていますが、お手伝いさんと京也を助ける存在は謎のまま・・・でした。
読了日:07月07日 著者:菊地 秀行
15×24 link one せめて明日まで、と彼女は言った (集英社スーパーダッシュ文庫 し 5-1) 15×24 link one せめて明日まで、と彼女は言った (集英社スーパーダッシュ文庫 し 5-1)
15人の少年少女の24時間の始まり。ふとした間違いで流れ出した自殺予告メールから動き出す群像劇のプロローグで、いっきに登場人物が出てくるので忘れないうちに続きを読まないと(笑)。
読了日:07月05日 著者:新城 カズマ
ボーナス・トラック ボーナス・トラック
草野と幽霊の亮太の軽妙なやり取りが楽しい。ちょっとあっさり目でもう少し突っ込んだ部分も欲しかったかな。でもゲームのメモリーの件はうまいですね。あ、あとキセルとタダ乗りは意味が違うのでは・・・・。
読了日:07月04日 著者:越谷 オサム
妖怪アパートの幽雅な日常4 (講談社文庫) 妖怪アパートの幽雅な日常4 (講談社文庫)
夕士クンが修業を通じてレベルアップするのと同時に、あらたな出会いを通じ、妖怪アパートの面々との触れ合いは助言を得てレベルアップしていく様子は、多少説教臭く感じる事はあっても素直に「いいなぁ」と思える。
読了日:07月01日 著者:香月 日輪

読書メーター



7月は辛うじて10冊読了。

しかし半分以上はライトノベルだったので8月はハードなものも読んでいきたいところ。


ちなみに7月の収穫はサイモン・カーニックの『ノンストップ!』(文春文庫)。

不満も残るけれど、一気読み確実のサスペンスでした。