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ぼくの名はチェット (名犬チェットと探偵バーニー1) (名犬チェットと探偵バーニー 1)
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警察犬訓練所を優秀な成績で卒業するはずが出来なかったミックス犬のチェット。
元警官の私立探偵バーニーの相棒として、少女の誘拐事件をその嗅覚でもって事件の真相と少女の行方を追う！
私立探偵バーニーの元に持ち込まれた少女の失踪事件。
バーニーは誘拐事件と見て調査を開始するも、母親の元にも別れた父親の元にも犯人からの要求はない。
事件の裏に何かあると怪しむバーニー。
そのバーニーをサポートするのがミックス犬のチェット。
そのチェットの視点で描かれる少女の誘拐事件は、食べ物など目先のものに気を取られると人間たちの会話や大事な事を見逃したりしちゃうんだけれども、飼い主のバーニーへの無償の愛と生きる事の喜びに満ち溢れた様子が活き活きと描かれていて、ちょっとコミカルながらも爽やかなミステリとなっています。
事件そのものはチェットの視点で描かれている為に、チェットがバーニーに伝えようとしたい事がなかなか伝わらなかったり、また、チェット自身が食べ物など自分の興味あるものに目移りして大事な手掛かりをみすみす見逃してしまったりする様子に読者はヤキモキしつつ読み進めて行く事になるのも面白いですね。
さらに・・・犬好きなら無条件でより楽しめます！
愛らしいチェットの活躍の続きを早く読みたいところです♪
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