翻訳ミステリー大賞シンジゲート にて書かれていた、マイクル・コナリーの翻訳を手掛けられている古沢嘉通さんの「初心者のためのマイクル・コナリー入門1 」という記事に便乗です。
記事の中で古沢さんはマイクル・コナリーを読んだ事のない人にコナリーをすすめたいけれど、<ハリー・ボッシュ>シリーズは長いという事もあって、とりあえず3作品を挙げておられます。
詳しい内容は古沢さんの記事を読んでもらいたいのですが、その中でも自分がすすめるなら・・・と考えると『わが心臓の痛み』あたりが個人的にはベストかなと思います。
二転三転するプロット。
そして主人公の中に移植された他人の心臓の痛みが伝わってくるような、強烈なサスペンス。
コナリーのページタナーとしての実力がいかんなく発揮されている傑作です。
ちなみにコナリーの作品はどの作品もリンクしていて、順番を間違えて読むと、あとから得れるはずの感動や興奮が薄まってしまう恐れが非常に大きいので、本来なら発表順に読んでいってこそ、その本来の楽しみを満喫できます。
しかし、この作品は後にシリーズ化されるとは言え、これ単体でしっかりとした世界を確立させている事もおすすめしたい理由ですね。
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わが心臓の痛み〈下〉 (扶桑社ミステリー)
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ちなみに文庫版の表紙を見ての通り、クリント・イーストウッドが監督・主演をして映画化されていますが、こちらの方はやはりイーストウッドがミスキャストであった事は否めないですね(笑)。
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ところで自分が初めてコナリーの作品に触れたのは、やはり<ハリー・ボッシュ>シリーズの一作目である『ナイトホークス』。
評判の良さに惹かれて読んだのですが、期待が大きかったせいか、思った程のめり込めなかった記憶が(汗)。
しかしその後に手に取った『わが心臓の痛み』で「コナリーってこんなに面白かったのか?!」と気付き、そこから一気にコナリーの作品を読み進めていったのでした(笑)。
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