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待望の<みをつくし料理帖>シリーズ三作目。
相変わらず澪とつる屋には苦難が何度も訪れるけれども、つる屋で結びつけられた"家族”の絆でそれを乗り越えていく様子に涙せずにいられません。
ところで前回では思ったよりも澪を取り巻く様々な人間模様に関して展開は見せませんでしたが、今回は違いました。
大阪で世話になっていた天満一兆庵の行方知れずとなっている若旦那の行方や、澪が仄かに想いを寄せる小松原の正体について、また、澪の幼馴染である野江との再会など、いろいろと進展が見られて見所満載。
また、もちろん今回も澪が作りだす料理の数々は本当に美味しそうで読みながら涎が出そうです(笑)。
読み終えたばかりですが、早くもシリーズ四作目が待ち遠しいですね。
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