『吸血鬼ハンター 〈21〉 D-魔性馬車』 菊池秀行 | 固ゆで卵で行こう!

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菊池秀行

朝日新聞出版 2009-09-18
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<吸血鬼ハンター〉シリーズもこれで21作目です。


今回は貴族の従僕を都へと護送する駅馬車が舞台。


従僕を取り返そうとする貴族と、それを阻止しようとする治安官と駅馬車に乗り合わせた乗客たち。


そこに“D”が現れて死線をくぐり抜ける事になります。


果たして捕えられた従僕は貴族の口づけを受けているのか、それともただの人間のままなのか。


そして従僕を取り返さんとる貴族の恐るべき復讐と襲撃をいかに防ぐのか。


そこに現れた美しきハンター“D”はどう関わってくるのか?!



うーん、正直今回の“D”は全体的にあっさりめな感じでしたね~。


“D”が登場するのが遅いせいもありますが、能動的に“D”が今回の件に関わってくる訳ではないせいや、女性治安官をはじめとした登場人物たちにスポットを当てていて、そこへの“D”との繋がりが少々薄い気がしたせいかも。


それでも貴族が“D”へ依頼をし、その代償を求める“D”の姿は切なくも美しかったですね~。








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