『敵は海賊・短篇版』 神林長平 | 固ゆで卵で行こう!

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敵は海賊・短篇版 (ハヤカワ文庫JA)

敵は海賊・短篇版 (ハヤカワ文庫JA)
神林長平


早川書房 2009-08-30
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シリーズの原点で短編集『狐と踊れ』に収録されている「敵は海賊」の他、これまで未収録だった作品に書き下ろし一編を加えた「敵は海賊」シリーズ初の短編集。




「敵は海賊」では行方不明となった伯父の行方を探して欲しいという依頼を受ける事になった海賊課刑事のラテルと黒猫型宇宙人のアプロは、事件の裏に海賊の存在を感じて・・・という物語で、シリーズのまさに原点。


「我が名はジュディ、文句あるか」では女海賊が主人公。海賊行為を働いた船の戦利品を漁り始める仲間たちが怪奇現象に襲われ、そして・・・。


「匋冥の神」では、伝説の海賊として匋冥が恐れられる前のお話で、匋冥が魔銃フリーザと彼の良心ともいうべき白猫クラーラが生まれる物語。


「被書空間」では、なんとラテルとアプロが著者の代表的なもう一つのシリーズ「戦闘妖精・雪風」の世界に紛れ込んでしまうという物語。




それぞれ別の趣きがあって面白かったですね。


「我が名はジュディ、文句あるか」はラテルやアプロ、そして匋冥の出番はなく異色といえば異色だけれども、こういうのもまた読んでみたいかも。


匋冥が伝説の海賊となるきっかけとなった物語「匋冥の神」も面白かったけれど、これってどこまで本当の事なのかというのも謎な気もします(笑)。


「被書空間」の雪風とのコラボも面白かったのですが、自分はシリーズ一作目の『戦闘妖精・雪風〈改〉』しか読んでないので、二作目と最近出た三作目も読んでみたいところです。


そしてこのシリーズの新しい物語、次はまた長編が読みたいところですね~。







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