ブログネタ:この夏に観たもの、読んだものの感想
参加中8月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:6380ページ
「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)
ダンブルドアがハリーの事を買い被り過ぎてるきらいはあるけれど、壮絶な運命に自らを委ねる事ができるその勇気と優しさを持っている事を知っていたからこそ向かえる事ができる大団円。その陰でたった一つの事を守り抜く為に厳しい生を歩んでいた人物をハリーが最後まで忘れなかった事(校長二人の名前を・・・)が嬉しい。張り巡らされていた伏線を実はこうだったのかと思いながら一巻から読み返してみたい。
読了日:08月31日 著者:J. K. ローリング
機動戦士ガンダムUC (10) 虹の彼方に (下) (角川コミックス・エース 189-12)
ガンダムシリーズへのオマージュがふんだんに込められてる部分は良くも悪くも楽しかったです(笑)。一角獣という獣は乙女のそばにいるのが相応しい。可能性という祈りをこめた熱い物語を堪能させて頂きました。
読了日:08月27日 著者:福井 晴敏
機動戦士ガンダムUC (9) 虹の彼方に (上) (角川コミックス・エース 189-11)
大きな光を放ち時の彼方へと消えた魂は、戦場にいた者たちにもたらしたものとは…。いよいよ次巻、完結!
読了日:08月26日 著者:福井 晴敏
ショコラティエの勲章 (ミステリ・フロンティア)
日常の謎系のミステり短編集。主人公をはじめとした登場人物が固いのが気になるけれど、どの物語にも登場するスイーツは美味しそうでたまりません(笑)。でも物語自体はチョコのように甘く、そしてホロ苦い部分があるものが多かったですね。
読了日:08月25日 著者:上田 早夕里
死神を葬れ (新潮文庫)
主人公が背負ってきたものを経て医師として働いているはずなんだけれども、そこが軽くて残念。でも主人公の過去と何故この病院で勤めているのかが分かった辺りからは面白かった。絶体絶命のピンチでとった主人公の行動は、比喩ではなく痛い!(笑)
読了日:08月24日 著者:ジョシュ バゼル
獣の奏者 (4)完結編
最後の一文を読んだ時に思わず慟哭してしまうほど、圧倒的な物語でした。読み始めからきっと「めでたしめでたし」では終わらないであろうとは思っていたけれど、それでも希望を見せてくれるラストは本当に印象的。ただ、現在放映中のアニメで王獣と闘蛇が戦った時に起こったとされる災厄についてある程度描かれてしまってたので、それを知る前に読んでしまいたかったという点が個人的に残念なところでした(汗)。
読了日:08月23日 著者:上橋 菜穂子
獣の奏者 (3)探求編
あれから11年後、妻となり一児の母となったエリンが向き合うのは、王獣や闘蛇だけでなく、人も含めた生きる事そのもの。答えは本当はシンプルなはずなのに、世界という大きな流れの前に歪み淀んでいく哀しさ。果たしてエリンたちはそれにどう向き合う事になるのか…。
読了日:08月23日 著者:上橋 菜穂子
空に唄う
語られずじまいの出来事などを、どのように消化するかによって読了後の感じ方は違ってくるかも。自分はやはり若干消化不良な部分は否めないかな。でも海生が醸し出す希薄感には共感できる部分多し。
読了日:08月20日 著者:白岩 玄
彷徨える艦隊3 巡航戦艦カレイジャス
ギアリーの前に新たな難題が次々と。その中でもバダヤ艦長からの言葉には拒絶の意思を明確に表明したけれども、100年の眠りの間に変わった本国の様子を見た時に果たしてギアリーがどう感じるのか、ある意味期待したい部分もあるかも。ところでこの辺を読んでた時は「銀河英雄伝説」を思い出しながら読みました。ヤン・ウェンリーとは違うけれども、結構似通ってる部分てありそうだなぁ、なんて。
読了日:08月19日 著者:ジャック・キャンベル
夏の口紅
久々に再読。めんどうな少年とめんどうな少女のめんどうな物語は、何度読む事にしてもめんどうじゃない(笑)。
読了日:08月18日 著者:樋口 有介
キリング・フロアー〈下〉 (講談社文庫)
なんともストレートなアクションとサスペンス。あまり欠点らしいところも見当たらない優等生的な感じが若干物足りない・・・なんて言うのは贅沢?(笑)
読了日:08月16日 著者:リー チャイルド
キリング・フロアー〈上〉 (講談社文庫)
序盤からグイグイ引き込ませる部分は緊張感があって良いなぁ。下巻も楽しみ。
読了日:08月13日 著者:リー チャイルド
クシエルの矢 1 (ハヤカワ文庫 FT ケ 2-1)
設定が面白く、艶っぽく華やかで妖しげな描写にクラクラしそう(笑)。そして何より複雑な権謀術数話にクラクラ。これからながーい物語になるだけに相当の覚悟を持って手に取らないとついていけなくなりそう(笑)。
読了日:08月10日 著者:ジャクリーン ケアリー
謎の聖都―グイン・サーガ〈128〉 (ハヤカワ文庫JA)
ヨナの健全な感じ方というのは安心感ありますね。それにしてもあと二巻。豹頭王の姿が見たい!
読了日:08月10日 著者:栗本 薫
神の守り人〈下〉帰還編 (新潮文庫)
アスラの選択は大変なもので、決して最良の結末をもたらしはしなかったのが切ない。そしてこの事はまたバルサの人生に責任みたいなものして残っていくのかと思うと更に切ない。
読了日:08月07日 著者:上橋 菜穂子
神の守り人〈上〉来訪編 (新潮文庫)
魂が身体を離れるその瞬間まで、あきらめない!
読了日:08月06日 著者:上橋 菜穂子
サイコブレイカー
主人公とソフィアの関係は途中である程度読めたけれども、全部を読み切る事は出来ず、サービス満点の著者が仕掛けるお遊びを堪能させてもらえるサイコ・サスペンスでした。
読了日:08月05日 著者:セバスチャン・フィツェック
武士道エイティーン
香織と早苗だけでなく、脇役にもスポットを当てたシリーズ三作目。やはり香織の成長ぶりに目がいきますね。その姿には思わず熱いものが。挿話される脇役の物語も良かったけれど、もしこれがシリーズとして完結するものなら、やはり香織と早苗の物語で終始して欲しかったかな。で、その他のは番外編みたいな形でってのが理想かも。と言う訳で物足りなかった部分もあるので更なる続編希望(笑)。
読了日:08月04日 著者:誉田 哲也
ミストボーン 2―霧の落とし子 (2) (ハヤカワ文庫 FT サ 1-4)
まだまだこれからの為の布石の巻って感じでしょうか。ヴィンが貴族として板についていく中で出会った大貴族の子息との出会いが、どのような影響を今後与えていくのかも楽しみ。また、失敗を迎えてなお不屈の闘志を燃え上がらせるケルシャーに仲間たちがどのように協力していくのかもまた楽しみですね。
読了日:08月02日 著者:ブランドン・サンダースン
読書メーター
8月は上下巻ものをよく読みました。
で、収穫はと言えば、そりゃもうう『獣の奏者』の探求編と完結編ですね!
とにかく沢山の方に読んでもらいたいです。
ファンタジーや児童書の垣根を越えて読み継がれていって欲しい物語です。