『新しい神々―ドラル国戦史〈8〉』 デイヴィッド&リー・エディングス | 固ゆで卵で行こう!

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新しい神々―ドラル国戦史〈8〉 (ハヤカワ文庫FT) 新しい神々―ドラル国戦史〈8〉 (ハヤカワ文庫FT)
David Eddings Leigh Eddings 宇佐川 晶子

早川書房 2009-03-05
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<ドラル国戦史〉シリーズ最終巻。


多重視点によって語られてきたこの戦い。

同じ事柄を別の視点で描かれて紡がれてきた物語はいまひとつテンポが悪く、<ベルガリアード物語>などのエディングズの作品に比べると、その面白さはちょっと落ちるところ。


でも、さすがにラストという事もあってかテンポもよくなり、ある人物が自分自身に目覚めて一気に物語は収束へと向かい面白かったです。



しかし、しかしですよ!


あのラスト!


まさここう収めるとはなぁ。


ある意味夢オチのようなもんじゃないでしょうか、これって(汗)。



人間たちはもちろん重要な役割を果たしいたけれども、結局は神々のさじ加減一つで戦局は有利に動いていき、普通の人間たちが、その魅力的なキャラクターをもってしても地味な活躍にしか見えなかったのも残念だったけれども、その活躍すべてを根底から覆すような決定が神々の間で成されてしまいます。



うーん、これをやっちゃぁ、おしめーよー(笑)。


大団円て言えば大団円だけれども、あまりにも寂し過ぎるよ。

それは読了後、胸のどこかがポッカリと空けられたかが如く・・・。



でも、この作品がエディングス夫妻の共著としては最後の作品。

それを考えると、もしかして妻のリーを失ったデイヴィッドの願いというか想いが込められているのかな、なんても思ったりすると、より切なく寂しいものを感じますね。。。