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妖怪アパートの幽雅な日常〈1〉 (講談社文庫)
香月 日輪 講談社 2008-10-15 売り上げランキング : 20266 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
事故で両親を13歳の時に亡くした夕士は叔父の家に引き取られて中学時代を過ごすが、叔父家族への遠慮や気遣いで肩身の狭い思いを。
けれども高校進学を機に寮へ入り、ようやく自立への道を歩まんとした矢先に、入るはずの寮が火事で全焼。
叔父の家に戻りたくない夕士は、安いアパートを見つけてとりあえず寮が新しく出来るまでの間住む事にしたのだけれど、そのアパートには人間ではないものたちが・・・!
なんとなく面白そうだなと手に取ってみたんですが、予想以上に面白かったですね。
主人公が住む事になったアパートには幽霊や妖怪など、普通ではない住人が。
しかし、アパートに入って早々に常識を打ち破られた夕士は、そこで普通という事や価値観といった事について学んでいく事に。
それまでとにかく早く自立したいと願って自分を抑えてきた夕士が、本当の笑顔を、そして哀しみや怒りを感じる事ができるようになるのは、普通じゃない住人たちのお陰というのは面白いですね。
とにかく思、わずホロリとさせられたり考えさせらりたりと、予想以上に良かった。
小中学生に読んで貰いたい本でもありますね。
それにしても、アパートで賄いをしてくれている、るり子さんの料理のなんと美味しそうな事!
読みながらお腹空いてきちゃうのは間違いなしです(笑)。
