『魔軍襲来 アルスラーン戦記11』 田中芳樹 | 固ゆで卵で行こう!

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魔軍襲来 ―アルスラーン戦記(11)
魔軍襲来 ―アルスラーン戦記(11) 田中 芳樹

光文社 2005-09-22
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おすすめ平均 star
starできたぞ。読め! その2(下の方失礼!)
starできたぞ。読め!
star驚きました

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アルスラーン戦記第11巻。

この巻から角川から光文社へとお引越ししてのシリーズ再開となった訳ですが、10巻からこの11巻までの間も5年以上空いてましたね。

そりゃかつて夢中になって読んだ読者も離れてしまうってもんです(汗)。

かくいう自分も13巻出るまでは積読状態でしたもんね(笑)。



さて、本書ですが蛇王の眷属である有翼猿鬼や鳥面人妖ら魔のものが前面に出てきてパルス国はいよいよ不吉な闇に飲み込まれそうです。

それに対してアルスラーン達はどのように立ち向かっていくのか?!


一方正体を隠し、ミスル国と偽ヒルメスに仕える事になった本物のヒルメスは国盗りに向けて動き始めます。

このヒルメスの動きは果たしてパルス国の魔軍侵攻との繋がりを今後見せるのか気になるところ。


また、ルシタニアの騎士見習いだったエステルが再登場。

かつてデマヴァント山で蛇王を目撃して白髪の老人のようになり記憶を失ったルシタニアの兵士も登場と、今後への布石となるような巻でしたね、今回も。


さ、次は12巻です!