『ストロベリーナイト』 誉田哲也 | 固ゆで卵で行こう!

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ストロベリーナイト (文芸) ストロベリーナイト (文芸)
誉田 哲也

光文社 2006-02-22
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公園でブルーシートにくるまれた死体が発見された。

警視庁捜査一課殺人犯捜査係所属の姫川玲子警部補は、その死体のリンチを受けたような後や、死体が置かれていた状況への疑問を追求。

そして新たな死体が発見される・・・。





初・誉田哲也です。

実は本当は違う作品を読もうと探していたんですが見付からず、なぜかこの姫川玲子を主人公としたシリーズ一作目であるこの作品を手に取る事に・・・(汗)。



29歳の警部補で美貌の持ち主である姫川玲子。

ノンキャリアながらも弛まぬ努力によって警視庁捜査一課で殺人犯捜査係で一つの班を任されるようになった実力者。

しかし、それは努力も勿論だけれども直感と行動力によって勝ち取ってきたもの。


そんな彼女を主人公とした警察小説ですが、割合軽いタッチだったので意外でした。

シリアスな部分とギャグテイストな部分と混在としていて、なんとも微妙な感触です。

しかし、その微妙さは悪くない気も。


正直ミステリーとしては弱く、犯人についても早々に勘づきます。

それに犯人が動機を語る部分も、もうひとつ説得力に欠ける部分もがる(この辺はもう少しページを割いてもよかったのでは)。


それでも玲子を始めとした登場人物は誰もが面白味があり、玲子自身の捜査方法とガンテツと呼ばれる刑事との捜査方法が対比されるように描かれて面白かったです。

しかし、全体的にもう少し掘り下げて描いてあれば、より面白味が増したのでは・・・。


年上の部下である菊田との恋の行方も気になるところなので、シリーズとしてこれからが楽しみなのかも知れないですね。