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彩雲国物語隣の百合は白 (角川ビーンズ文庫 46-15)
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“彩雲国”シリーズ15巻目は番外編でした。
一話目は秀麗が国試を受ける直前のお話。
年末に行われる事になった武術大会、その賞品は老いても男の色気が衰えない櫂瑜の恋愛指南。
むさくるしい男たちが乙女のハートを得る為にと奮闘するドタバタコメディで楽しかったですね。
しかし秀麗をわざわざ登場させる必要はなかったのでは・・・(汗)。
二話目は秀麗の父・邵可が紅家の当主となる事を嘱望されていたのに、何故黒狼として裏の道を歩む事になったのか。
そしてどうして黎深や玖琅が兄である邵可をあれほどまでに慕っているのかが明らかにされます。
三話目では変人である黎深が百合姫とどうやって結婚に至ったのか、そして黎深と絳攸の出会い。
また国試で悠舜や黄奇人と出会い、どのような交流を得たのかが語られます。
黄奇人が百合姫とデートする事になって、その場に黎深と悠舜が見張りにいく場面などは声を出して笑わずには読めませんね(笑)。
奇人がどうして仮面をつけるようになったのかもこれで明らかになるので、そういった意味でも必読です(笑)。
全体的にドタバタコメディの要素が強い番外編だったので、本編がかなりシリアスな話が続く事もあって、ちょうど息抜きとなった良い15巻目でした。

