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彩雲国物語 漆黒の月の宴 (角川ビーンズ文庫)
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“彩雲国”シリーズ5巻。
指定された期限までに着任しないと州牧としての地位が認められない秀麗と影月。
茶家の妨害にあいながらも仲間たちの助けを借りて茶州州都である琥璉を目指すのだがけれど・・・。
今回はずばり“愛”がテーマでしょうか。
秀麗に愛を囁く茶朔洵。
その愛の形は決して良いものではないけれど、違った形で出会い、そして時を過ごせれば朔洵の心も外に開いたのではと思わされます。
そして春姫の茶克洵への愛。
それはかつての茶大保である鴛洵への英姫の愛と同じく強い想い。
そしてその想いがあるからこそ困難ではあっても新たな道を切り開く決意を克洵もする事ができるのでしょう。
まさに女は強し、ですね(笑)。
さて、とりあえず無事(?)に州牧として着任する事が出来た秀麗と影月ですが、この先に待ち受けるもの。
そして朔洵が残した想いは秀麗の心にどのような変化をもたらしていくのか、この先も見守りたいところです。

