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神託の夢 (ハヤカワ文庫 FT エ 1-52 ドラル国戦史 3) (ハヤカワ文庫 FT エ 1-52 ドラル国戦史 3)
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夢見人アシャドの予言で次にブラーから狙われるのが自分の領土である事を知った弟神ヴェルタンは、トログ帝国軍とマーグ国の海賊船団を率いてその防衛にあたる事にするのだが・・・。
ドラル国戦史シリーズの3巻。
この巻であらたに登場するのはヴェルタンの民である農夫のオマーゴ。
誠実な人柄のオマーゴが生み出す戦争の為のアイデアは、これからの戦いを占う上でも重要な役割を果たしそう。
そしてそのオマーゴの美しき妻であるアーラ。
料理の腕前が一級品なだけでなく、なにやら謎めいた人物としてこれからその正体が明かされる事が楽しみ。
ところでこの巻ではオマーゴの他のいくつもの登場人物の視点からも描かれています。
時折過去に戻って、その登場人物の視点から見た物事というのも興味深く読めました。
ただ、そのいくつもの挿話によって物語の展開が若干鈍ってしまってるのが残念。
もっともこれは分冊されて日本では出版されてる影響もあると思うのですが。
次巻ではヴェルタンの領土で始まる戦いがメインとなりそう。
新たな進化を遂げたブラーなるものの配下の異形なるものたちと、内なる敵との両方面からの戦いがどのように描かれるのか楽しみです。

