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機動戦士ガンダムUC (4) パラオ攻略戦 (角川コミックス・エース 189-5)
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ユニコーン・ガンダムごとネオ・ジオンの拠点である<パラオ>に連行されたバナージ。
そこに住む人々との触れ合いでバナージは戦争によって生まれるものと失うものを感じ取る。
その頃<ネェル・アーガマ>はユニコーンを奪還すべく単艦でのパラオ攻略を命じられていた。
今回印象的なのはパラオ攻略戦でのバナージとマリーダの交感の場面でしょう。
それはまさにニュータイプ同士によう感応。
そこでバナージが見たマリーダの哀しい過去と正体。
正しい戦争など無く、正しいからといって救いがある訳ではない。
バナージは敵対すべき人々で出会い、戦う事の愚かしさを知るが、それでも戦わざるえない運命となるようです。
一方、オードリーも戦う事を選びます。
リディの協力を得て、自らの運命に真正面から向き合う様子は、自分の家の事から逃げていたリディには眩しく映り、そしてそれはリディを本当の意味での戦う男へと成長させるようだ。
それぞれの立場で戦う事になる５巻目以降の展開が気になりますね。
ところでこの巻から表紙は変わりませんが、挿絵が安彦さんではなくなったんですよねぇ。
お忙しいのは分かるんですが、やはり安彦さんの挿絵かそうでないかは大きな違いで残念です・・・。