『蛇民の兵団 (ドラル国戦史2)』 デイヴィッド・エディングス&リー・エディングス | 固ゆで卵で行こう!

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著者:デイヴィッド・エディングス&リー・エディングス  訳:宇佐川 晶子
『蛇民の兵団 (ドラル国戦史 2)』 (ハヤカワ文庫)

世界を我がものにせんと侵略を開始するヴラーなるもの。

ドラル国の兄弟姉妹神はそれぞれに辺境から兵を雇い対抗する事に。

その中で西の妹神ゼラーナはマーグの海賊団とトログ帝国の軍を雇ってブヴラーなるものの家来に備えていた。

そしてついにヴラーのおびただしい数の恐るべき毒液を放つ異形の軍勢が進攻してくる。




ドラル国戦史の2巻。


ゼラーナに金で雇われたマーグ国の海賊団とドラル国の軍。

それぞれはもともとは敵対するものだったが、金の魅力の前と、そして意外にもそれぞれの指揮官たちは互いに互いを認め合う事によって共同戦線を張る事に。

文化や考え方の違いを超えてヴラーの軍勢に立ち向かう事になるのだけれど、実はヴラーの軍勢は人ならざるものたちで恐るべき習性を持っている事をゼラーナから告げられます。

果たして混成軍の取る策とは。


今回はエレリアの出番は1巻に比べると少なく、その子悪魔ぶりが楽しめなくてちょっと残念(笑)。

しかし、マーグの海賊団のソーガンやウサギ。

ドラル国のナラサンやケセロ。

それにセラーナの領土の原住民である長弓や赤髭。

それぞれが実に魅力的に描かれていて、それらの時にアイロニーの効いたユーモアある会話を読んでいるだけで実に楽しく、なんとも男臭い巻だったけれど読みながら思わずニヤニヤするのを抑えられなかったりして(笑)。


3月発売予定の3巻も楽しみです。