- 著者:高嶋 哲夫
- 『ミッドナイトイーグル』 (文春文庫)
報道カメラマンの西崎勇二は雪の北アルプス山中で夜空に火の玉のような輝きと轟音を聞く。
一方、週刊誌記者の松永慶子は何者かが米軍横田基地に侵入し銃撃戦を繰り広げ逃走した事件を調べ始める。
映画化されたという事で、その公開前にと思い読んでみました。
文庫版の表紙を見れば一目瞭然ですが、北アルプス山中に墜落したのはステルス戦闘機。
それを巡っての国際謀略サスペンスとアクションが繰り広げられます。
その中で離れ離れになっている家族の絆の再生といったものも描かれています。
ただ正直言って、ご都合主義的な展開の連続いは少々辟易で謀略サスペンスとしてはいまひつ。
それに失った家族の絆が再生される過程も自分にはピンとこなかったですね。
それでも雪の北アルプスを舞台とした山岳冒険小説としてはなかなか読み応えありました。
これは余計な描写があまり無い事によってスピード感が出て緊張感を醸し出してるからではないでしょうか。
ただ、これも都合の良すぎる展開を減らして、主人公達が工夫を凝らして立ち向かっていくような様子がより描かれていればもっと良かったのではと感じました。
映画の方は今月23日から公開。
いろいろ原作からの変更点もあるようなので、どのような作品になっているかも注目したいです。
映画「ミッドナイトイーグル」公式サイト
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