『猟犬探偵』 稲見一良 | 固ゆで卵で行こう!

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著者:稲見 一良
『猟犬探偵』 (光文社文庫)

失踪した猟犬を探す出す事を専門にする探偵、竜門卓とその相棒である猟犬ジョーを主人公とした連作短編集。


先日読んだ『セントメリーのリボン 』という短編集の表題作の主人公を再び登場させてシリーズ化されたものが一冊にまとめられている。


本作には四つの物語がおさめられているが、その読後感の素晴らしい事と言ったらない!



それぞれの物語のラストの一文に何故だか自分でも分からないけれど涙が・・・。



ああ、このような素晴らしい作品を書いた著者の新しい作品がもう二度と読む事が出来ないなんて、なんて切ない事だろうか。



とにかく本書は、というか本書も素晴らしかった。


男の為の、それも大人の男の為のファンタジーといった趣きのあるハードボイルド。


涙なしでは読めない・・・!