- 著者:北方 謙三
- 『水滸伝(8) 青龍の章』 (集英社文庫)
梁山泊初の本格的な総力戦が始まる。
それは宋という国が梁山泊相手にいよいよ本腰を上げ始めた為。
戦力では足元にも及ばない梁山泊が、いかにしてこの戦いに勝利するのか。
漢達は自らの信念を持って、死地に赴く。
聞煥章は周到な罠を祝家荘に張り巡らせ梁山泊を誘い、出し大軍を擁した官軍をもって梁山泊の力を削ぐ事に成功したかに思えるが、内部からその作戦が破られようとしている事には気付かずにいる・・・。
梁山泊に集う漢たちのそれぞれの想いや苦悩。
また、官軍の中でのそれぞれの思惑が交錯し、初の本格的戦闘の行方はこれから先の梁山泊、官軍それぞれの進むべき道を照らす転機となるだろう。