- 著者:北方 謙三
- 『水滸伝(6) 風塵の章』 (集英社文庫)
大きな痛手を負った梁山泊は、官軍の中の英雄を仲間に引き入れんと魯智深改め魯達は秦明将軍の元に向かう。
一方、青蓮寺は梁山泊と立ち向かう為に恐ろしいまでに頭の切れる者を蔡京から引き合わされる。
そして各地を回る旅を続ける宋江にも青蓮寺の追ってが迫っていた。
梁山泊があまりも大きい英雄の死を受け入れる事になった戦では、官軍と青蓮寺側にも危機感を持たせる事に。
互いに痛みを受けながらも新たな人材をその陣営に注入し、次なる策謀と戦いへと向かおうとするこの巻。
梁山泊はただの賊徒から叛乱の軍として見られ始める。
そしてそれは梁山泊への圧力が更に増す事を意味する。
その中で各地を回り、民の痛み、人の心、そして志にあらためて向き合う宋江。
梁山泊へ向かう旅路で一体何を感じ、そして出会った人々の心に何を残していったのか。
絶体絶命の危機を迎える宋江たち一行は果たしてまだ見ぬ同士たちの待つ梁山泊へ辿り着けるのか。
切迫した状況の中、次巻へ・・・!