- 著者:セルジュ・ブリュソロ 訳:金子 ゆき子
- 『ペギー・スー〈4〉魔法にかけられた動物園』 (角川文庫)
ついにお化けたちの陰謀を阻止し世界を救ったペギー・スーたち。
今度は恋人であるセバスチャンにかけられている砂の魔法から救う為に、一行は世界一きれいな水があるという湖のある街に。
だが、バカンスの街であるアクアリアには奇妙な怪物たちが跋扈していた。
巨大な蛇や石を吹く鯨、それに家を焼くドラゴンに生きた携帯電話・・・。
アクアリアの街で進む陰謀とは?!
前回、ついにお化けたち<見えざるもの>を滅びし普通の女の子の生活に戻れると思ったペギー・スーには新たな冒険が待っていました。
今度は世界一きれいな水の街アクアリアで進行していた地球征服の陰謀を阻止する為にペギー・スーやセバスチャン、ケイティお婆ちゃん、それに相棒の青い犬たちは命を懸けて奮闘します。
印象的なのはペギー・スーと砂の魔法をかけられているセバスチャンがやたらとキスしたりする場面(笑)。
14歳の少女が主人公なんだけど、長いキスをしたとかいう描写があると子供らしさが薄れてしまってちょっと残念(笑)。
ま、それはおいといて今回もその他にも沢山の印象的な場面があります。
その様子はこれまでのシリーズの中でも、最も読んでて楽しいかも。
もっともペギーたちにとっては楽しいどころから命にかかわる大変な場面ですが(笑)。
負けず嫌いで絶体絶命の危機にも諦めない強い女の子であるペギー。
でも、本当は伝説の森の木のもつ葉の誘惑に負けないだろうか不安がったり、風に乗って飛んだりする事にも恐ろしいと感じたりする普通の女の子。
そんな女の子だからこそ読んでてペギーの事を応援したくなるんでしょうね。