『ペギー・スー (ⅲ) 幸福を運ぶ魔法の蝶』 セルジュ・ブリュソロ | 固ゆで卵で行こう!

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著者・セルジュ・ブリュソロ  訳:金子 ゆき子
『ペギー・スー(3) 幸福を運ぶ魔法の蝶』 (角川文庫)

ペギー・スーが訪れた<魔女>のおばあちゃんの住む村。

そこに信じられれなぐらに幸福感を与えてくれる巨大な蝶のおとずれを待つ村。

しかし、雲に潜むないものかのよる雷の攻撃で蝶が訪れる事も少なく、また蝶も弱ってきているらしい。

村を救う為にペギーは雲の上に昇るのだが・・・。






村を幸せにしてくれる巨大な蝶を救う為に、危険を犯して雲の上に相棒の青い犬と昇り、おばけたちの攻撃を止めようとするペギーたち。

それは成功したかに一旦は見えるけど、それは更なる危険へと導きペギーたちは今度は地底へ舞い降ります。

命を懸けた冒険に、頼りになるのはテレパシーで通じ合える青い犬。

それに前回から登場したペギーの恋人“セバスチャン”。

普段は呪いにより一緒に過ごす事は出来ないけれど、普通の人間には怪力や知恵でペギーを助けます。

仲間同士で助け合いながら、冒険の果てにペギーが知るのは<見えざる者>たちの正体・・・。


今回、ペギーを苦しめてきた<見えざる者>たちとついに決着の時を迎えるのですが、シリーズ1作目でほんとうに怖かったおばけたちが、巻を追うごとに印象が薄れてきたまま終わりを迎えるのは少々残念だったかもあせる


しかし、みんなの為にした事でもそれが分かってもらえず逆に責められる様子や、現実を見ないで夢ばかり見がちな大人になりきれない人間達を揶揄するかのような著者が作中に込めるブラックなユーモアは健在だ。



さて、とりあえずおばけたちとの決着はついたけれど、ペギー達の冒険はまだ続きます。

4、5巻は購入済みですが、最終巻となる6巻が文庫落ちしたらまた一気に読もうかなと考えてます(^-^)