映画「スーパーマン・リターンズ」観てきました。
クリストファー・リーブ主演の映画シリーズの2作目の続編という事で、過去の作品を予習しておいてよかった。
あちこちに旧作への愛が感じられる場面に胸が熱くなる。
旧作へのオマージュが集大成したかのようにエンドロールでクレジットされた「クリストファー・リーブ夫妻に捧ぐ」の言葉に堪えきれぬものが・・・。
でも、よく考えたらそれほど「スーパーマン」に思い入れがあった訳ではないはずなんだけど(汗)。
主演のブランドン・ラウスは、特にクラーク・ケントの時はキュートでクリストファー・リーブ版と違和感なし。
唯一違和感を感じたのはスーパーマンになった時に髪の分け目が昔と逆になってる事だったかも(笑)。
これは髪のクセのせいでどうしても分け目を変えれなかったという話(笑)。
ロイス役に関しては、ケイト・ボスワースではちょっと可愛すぎるかなって印象。
もう少しキャリア・ウーマン風な感じの女優が良かったかなぁ。
ケヴィン・スペイシー演じるレックス・ルーサーは、昔のレックス・ルーサーよりも狂気をはらんでいる様子が良かったかも。
映像も良かったし、物語自体も面白かった。
ただ、もう少し5年振りに帰還したスーパーマンが、その間に子供を生んで編集長の甥と婚約してる事について苦悩するような内面を描いてくれると、より深みが出たかなとも思う。
それにしても期待してた以上に楽しめた。
出来れば更なる続編を期待したいところ。
監督のブライアン・シンガーは作る気満々のようだが、今作のプロモーションに莫大な金額を使った映画会社がようやくそれを回収出来る程度のヒットで終わりそうな事に、続編制作に二の足を踏みそうな事が心配だ・・・。
「スーパーマン・リターンズ」オフィシャル・サイト→http://wwws.warnerbros.co.jp/supermanreturns/