TVシリーズ版「仮面ライダー アギト」観終わりました。
正直「555(ファイズ)」や現在放映中の「カブト」に比べるといまいちだったかな。
面白そうな展開になると、いつも肩透かしをくらう。
最後の方でようやく面白いテーマが浮き彫りになるけど、ちょっと遅すぎた感が。
早目にその展開にもっいってくれれば、もっと、ぐぐぐっと物語に惹き込まれたんだけどなぁ。
「アギト」で一番面白かったのは、記憶喪失で何故かライダー(アギト)に変身できるけど、全然思い悩まない主人公の津上翔一(本名は違うけど)と警視庁のG3ユニット装着員である不器用な男、氷川誠。
G3ユニットの設計者であり部門の責任者である小沢管理官と自分を曲げない北條主任との漫才のようなやり取りだったかも。
アギトの正体が翔一くんだと知ったときの氷川くんの狼狽ぶりには心底笑えたし、わが道をいく小沢管理官の女っぷりは実に格好いい(笑)。
また、ギルスこと葦原涼が、最後の方で蠍座の女であるバイク乗りのリサとの出会い。
不器用ながらリサの好意受け入れようとする涼の笑顔が印象に残った。
他にもそれぞれの登場人物同士が絡み合うドラマ部分は見てて飽きなかったですね~。
肝心のアギトとアンノウンとの関係云々よりも楽しみにしていたぐらいだ(笑)。
ラストはやっぱりあれはハッピーエンド・・・だったんでしょうね。
翔一くんに象徴されるようにアギトも人もきっと分かり合える、そんな希望を未来に繋げてる終わり方は割とすっきりまとまってたんじゃないかな。
それにしても主演のアギト役の賀集利樹もG3装着員役の要潤も、特に最初の方は演技がなんとも・・・だったなぁ。
あとの方にはそれなりに観れるようになったけど(笑)。
DVDの特典映像についてるインタビューの応えも初々しいというか、アホぽいというか(笑)。
それでも最初の方はギルス役の友井雄亮も含めて、もさかった感じも後半になると男としての色気が出てきた様子が見えて成長したんだなぁ、なんて感慨深いものがあったりして(大袈裟だけど(笑))。
さて、TVシリーズを観終わったところで、次はTVスペシャル版と劇場版を観ないと!
