- 著者:栗本 薫
- 『ボルボロスの追跡 (グイン・サーガ 106巻) 』 (ハヤカワ文庫)
外伝を一つ挟んでの月間グインも今回で終了。
107巻は4月ですね。
たまには外伝もいいけど、やはり本編が気になる展開が続いてます。
今回は風の騎士さんが意外に・・・というか、本来の姿を取り戻すかのように単純な頭ぶりを見せてくれましたね(笑)。
まぁ、それを引き出すグインの力というのはやはり大きいのですが。
そのグインですが「やっぱ普通の人間じゃないんだなぁ」というのをつくづく実感させられました。
なんというか、切り替えの早さが尋常ないですよね。
敵を味方にし、また自分の敵となるものをスパッと断定。
そして容赦無く命を奪う・・・。
人を大きく包み込むような暖かさを持つのがグインの特徴ではあるけど、今回のような場面を見せられると“帝王”といった言葉が思わず浮かんでしまう。
そういった意味で自分は主人公であるグインよりも、イシュトやヴァレリウスなどのような普通の人間に惹かれますね。
それにしても・・・スーティ君は英雄になるんでしょうか?!
スーティ君の事を語るグインの言葉を見ると、ますます完結の日は遠いなと思わされますね(汗)。