『ブラックサッド-黒猫の男-』&『ブラックサッド-凍える少女-』 | 固ゆで卵で行こう!

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ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。

著者:ファン・ディアス・カナレス&ファーノ・ガルニド
『ブラックサッド -黒猫の男-』 (早川書房)
著者:ファン・ディアス・カナレス&ファーノ・ガルニド
『ブラックサッド-凍える少女-』 (早川書房)


早川書房の本の中に入ってる新刊案内の小冊子に載っていて気になっていたコミックを2冊同時購入しました。


主人公である黒猫の私立探偵を始め、出てくる登場人物は全て何らかの人間型の動物。

フランスでベストセラーのハードボイルド・コミックという事で興味をそそられました。



シリーズ1作目である『ブラックサッド-黒猫の男-』では、かつて愛した女優が殺された事件を追う物語で、「この漫画はハードボイルドですよ~」と自己主張するかのような部分が目立ち、また唐突とも思われる展開が難点で、読み終わった時には正直「2冊同時に買ったのははやまったかなぁ・・・」なんて思ってしまった(汗)。


しかしシリーズ2作目である『ブラックサッド-凍える少女-』を読み終えた時にその思いは一変。

1作目はとにかくハードボイルドである事、を念頭に置かれていたが、この2作目の人種差別が激しい街で消えた少女を捜す物語は、ユーモラスな部分も交え登場人物それぞれのキャラクターもたっており、またしっかりとしたハードボイルド・ミステリーで、ハードボイルド・ファンなら間違いなく楽しめる一冊になっていた。



絵柄も、色使いもシックな感じになるような雰囲気を出して物語に合わせており、この手のコミックに違和感や嫌悪感を覚えない人にはお薦めです。

シリーズ1作目でガッカリした人もめげずに2作目を読んで欲しい。

きっと満足出来るはずだ。


シリーズの今後も楽しみ。

発売スケジュールが気になるところだ。