『銀狼の花嫁 (魔術師ベルガラス①)』 デイヴィッド&リー・エディングス | 固ゆで卵で行こう!

固ゆで卵で行こう!

ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。

著者:デイヴィッド&リー・エディングス
『銀狼の花嫁 (魔術師ベルガラス①)』 (ハヤカワ文庫)

待ちに待ってた『ベルガリアード物語』の前史の翻訳!


物語は『ベルガリアード物語』の続編である『マロリオン物語』のエンディングから語られる。


何千年も昔から<宿命>と<予言>を守護してきた魔術師ベルガラスが語る物語で、『銀狼の花嫁』ではベルガラスがアルダー神の弟子になって仕えるところから、アルダー神の弟神トラクに奪われた「珠」を取り戻し、リヴァを始めとする西方諸国が生まれるまでが描かれいる。


ベルガラスの完全なる一人称で語られるという事や、既にシリーズを読み終えてる読者にとってはある程度知ってる話が語れるというという事で、若干これまでのシリーズとは文章から受けるイメージが違うところがあるかも。


しかし、とにかくこのシリーズはやっぱり・・・ほんとにめっちゃ楽しいのだ!

シリーズで活躍した登場人物はもちろんのこと、彼等の祖先や、それぞれの国の成り立ちが実に興味深く、そしてベルガラスの口から生き生きとユーモアを交えて語られるので、読みながら思わずニヤニヤしてしまう(笑)。


とにかく登場人物それぞれが魅力的なのがこのシリーズ最大の特徴であろう。

彼等が交わす言葉や仕草には、何度読み返してもニヤリとさせられる。


できたらこの「魔術師ベルガラス」シリーズを読む前に、既に再刊行されている『ベルガリアード物語』とこれから再刊行される『マロリオン物語』を読んでおいて欲しいところ。

『ベルガリアード物語』を読んだだけでも楽しめるが、『マロリオン物語』でのネタバレを含んでしまうので、より楽しみを得たければ、ここは我慢して積読しておきましょう(^^;


久しぶりにベルガラス達に会えて、またガリオン達にも会いたくなった。

長い物語だけに読むのに時間はかかるが再読して、『ベルガリアード物語』についてもいずれきちんと紹介したいと思います。