『悪党パーカー/電子の要塞』 リチャード・スターク | 固ゆで卵で行こう!

固ゆで卵で行こう!

ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。

リチャード・スターク
『 悪党パーカー/電子の要塞』 (ハヤカワ文庫)


パーカーの元に銃を持った侵入者が。
侵入者を片付けるパーカーの元に、ハイテク機器に守られた名画を盗み出すという仕事の話が舞い込む。
仕事の打ち合わせをするものの、過去の仕事に関してパーカーに恨みを持つ者の影が現れるなど、予想外の障害が次々と・・・。
果たしてパーカー達は無事に名画を強奪出来るのか。


ドナルド・E・ウェストレイクがリチャード・スターク名義で描く“悪党パーカー”シリーズの新作ですが、パーカー自身の、いつもの如くシンプルな生き様は魅力的。
しかし、復讐心からパーカーの命を狙う者の話と、名画強奪に関わる話、それにそれらに関わる犯罪者達の話が交わって、逆に面白さが散漫になってるような。
パーカーを狙う者の話と、ハイテク機器に守られた名画を強奪する話と、別々の作品として独立した物語の方が、ストーリーが締まって良かったかも知れませんね。

それにして“パーカー”ものは殆どが絶版状態。
今作がシリーズ20作目ですが、私は5作品しか読めてない(涙)。
頼むからハヤカワさん、他の作品を復刊して下さい!(祈)。