久々のお勉強シリーズ
今日はバイク屋らしい事を書いてみます
ツインカムの皆さまに怖ーい怖ーいお知らせです
『カムチェーンテンショナーの交換』の巻です
『カムチェーンテンショナー』という部品、カムをぐるぐる回すチェーンを押さえている部品です
この部分に入っているカムチェーンについてます ２個
大まかな動き・・・・
エンジンかける
→フライホイールまわる→カムチェーンテンショナー①で押さえられたチェーン
がグルグル動く→カムチェーンテンショナー②で押さえられたチェーンがグルグルしてカム動く→エンジン動く
→ミッション動く→タイヤ動く→走る という流れになっています
←このチェーンを押さえているオレンジ色の奴が①です
カムチェーンテンショナー②はこの裏っ側にあります
←カムチェーンテンショナーの拡大図 危なかったですねぇ
今回のご依頼の車両についていたカムチェーンテンショナーはクラックが入っています
チェーンをはずすとこんな風になります
埴輪っぽい
この“カムチェーンテンショナー”がダメになってしまうと、チェーンをきちんと押さえきれず、カムのタイミングがずれて、エンジンが壊れてしまう恐れが・・・・・
最悪のケース、カムチェーンテンショナーが割れてしまったら、破片がエンジンの中に入って、エンジン内部がキズだらけになることも・・・・・
そうなると、
大金がかかります
ﾋﾋﾋﾋﾋ
前兆はおそらく特にないそうなので、走行距離が最悪でも50,000㌔位ごとは交換してあげましょう
この“カムチェーンテンショナー”は消耗品と考えた方が良いかと私は思います
愛馬と末永いお付き合いしたいと考えているアナタっっ
ぜひご決断をっっ
んでもって、50,000㌔ごとに交換するのが面倒だというアナタに朗報です
“チェーン”を無くして“ギア駆動”にしてあげれば、そういった心配はございません
今回の方も、これを機に“ギア駆動”に換えられました
ちなみにこんな感じになります
皆様、お仕事のご依頼心よりお待ち申しあげております ﾋｬﾊｯ