ホルモン分泌器官 | こころ和らぐ手

こころ和らぐ手

アロマハンドコミュニケーター®︎協会
『安らぎと健康を呼び起こす癒しのひとときを
寛ぎを所望する全ての人に届ける』を理念に
ココロと身体のバリアフリーを取り除く活動を行っています。

副腎

左右の腎臓の上にある5cm×3cmほどの小さくて薄いピラミッド型の臓器です。 副腎の役割は人間が生きていくのに必要なホルモンをつくること。 副腎は皮質と髄質に分かれ、それぞれからホルモンが分泌されます。

 ① 副腎皮質ホルモン 

アルドステロン、コルチゾール、アンドロゲン(性ホルモン)など

② 副腎髄質ホルモン

カテコラミン(ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリン)

 

卵巣

子宮の両側にある親指大の臓器で、アーモンドのような形をしています。 女性はそのなかに卵子の元となる数百万もの原始卵胞という細胞をもって生まれてきます。 

原始卵胞は、思春期になると成熟しこのなかで育った卵子が毎月ひとつずつ卵巣の外に排出されます。 卵子は、卵管采で受け止められ、卵管のなかに入ります。

 

精巣

男性の陰嚢内にある卵形の臓器で、一般に睾丸とも呼ばれています。

精子を作る働きと、男性ホルモンを分泌する働きを担っています。

 

膵臓

胃の裏側にある長さ15~20cmの細長い臓器

膵臓は消化腺として膵液を分泌する外分泌部以外に、ランゲルハンス島と呼ばれる内分泌部を持ち、インスリンを分泌します。インスリンは欠乏すると血糖が上昇します。過剰に分泌されると低血糖症となります。

 

胸腺

胸骨の後ろ、心臓の上方にあり、思春期以後はしだいに退化して脂肪化します。免疫に関するリンパ球の生産に関係しますが、内分泌腺としての機能は不明。

 

甲状腺

喉頭部の前面と両側面に接着する蝶型の扁平な器官。左葉と右葉と峡部からなります。分泌が過度の場合にバセドウ病となるサイロキシン、血中カルシウムの濃度を低下させるはたらきのあるカルシトニンなどがあります。

・上皮小体(副甲状腺)

甲状腺の左右両葉の裏側に甲状腺の皮膜に包まれて上下1対ある米粒大の器官。

血液や組織のカルシウムの濃度を調節するはたらきのあるパラソルモンが分泌過多になると骨折しやすくなり、尿中にカルシウム排泄が増し尿路結石をおこしやすくなります。

 

下垂体

間脳の視床下部から下垂している小指頭大の器官で、下垂体前葉と下垂体後葉からホルモンが分泌され生体の機能維持を司っています。

下垂体前葉からのホルモン分泌

・成長ホルモン

・甲状腺刺激ホルモン

・副腎皮質刺激ホルモン

・性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモン・黄体形成ホルモン)

・プロラクチン(催乳ホルモン)

下垂体後葉からのホルモン分泌

・抗利尿ホルモン

・オキシトシン(射乳ホルモン)

 

松果体

間脳の後ろ上方にある6~7mm、重さ0・2~0・3gの小体。

松果体細胞と神経膠細胞からなり、メラトニンを分泌します。