人の記憶の風化 | mikri のブログ

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キーボード弾きです。
その場にあった演奏を楽しく。歌の気持ちを汲む演奏を。聴いて頂いている方に、気持ちが伝わる演奏を。ライブ一つ一つに全てを。

(音楽のことはあまり書かないかもしれません。どうでもいい事や、くだらない事ばかり書いています。)

昨日夜、you tubeで、色々な曲を夜遅くまで聴いていた。

自動的に、どんどん、関連動画が出てきて、たまたま途中で、元SMAPの「世界で一つだけの花」が流れ、その次に、自動的に、「オレンジ」という曲が流れた。

(ここで、一旦話反れるが、you tubeの『関連動画』の機能は、いいようで、悪い。いや、いいのだ。しかし、どんどん自動的に、次の曲を紹介してくれるから、良い曲が出てくると、やめられなくなって、ずっと、夜遅くまでyou tubeで曲を聴いてしまうので・・そういう意味で、体に健康に悪い)

 

(話戻ります)

 

その時、思った。

ああ、そうだ、「SMAPは、解散してしまったんだ」と・・・。

でも、自分の中では、解散したけど、解散してないような・・・勝手にどこかで、良い方向に記憶をこじりつけていたけど、やはり、解散してしまったのだ。

 

私は、特に、SMAPのファンではないし、あの時も今も、あまり、ジャニーズや男性アイドルは、普段はあまり詳しくないけれど(どちらかと言うと、私は、女性アイドルのほうが、詳しくて・・)、テレビでSMAPという存在がいて当たり前みたいな感覚があったから、そして、SMAPというと、国民的アイドルグループというイメージだったから、SMAPを特別好きではない人も、SMAPを特別好きな人も、『SMAP解散』という事実は、大きかったと思う。

 

世に衝撃が走ったというか・・・。

そう表現しても、過言では無いかと思う。

 

あれから、もう1年どころか、もうちょっとで、2年近く経つのか・・・。

時の流れは、早い。

 

あの時、解散した時は、世間の皆は、いつか、元の5人に戻ると勝手に信じていた人も多かったと思うけど(私もそうでした・・・)、月日が流れ、もう、解散したことが、当たり前の日常になっている感覚が、少し悲しい気がする。

 

SAMPが解散したことが、いつの間にか、日常になる・・当たり前のようになる日が来るとは、あの、解散した瞬間は、まだ思ってなかった人も多かったと思う。いつか、元の5人に戻るだろうと思っていた人も、多かったと思う。

 

でも、もうこれが現実なんだなと、改めて、昨日、you tubeでSMAPが5人で楽しそうに歌っている姿を見て、実感した。

 

人は、時間の経過と共に、事実を少しずつ、受け入れて、それが日常に・・当たり前になっていくんだなあと、少し、月日の流れ・・記憶の慣れということに、悲しくも感じ・・。

こう、解散して、だいぶ月日が経ってから、5人が仲良さそうに良い表情で歌っているyou tubeを観ると、特に、「世界で一つだけの花」「オレンジ」を聴くと、すごく、いろいろな思いで、胸がしめつけられた。