アクセルワールド17~星の揺りかご~読みました。


加速研究会との戦いを終え、白のレギオンが深く関与していると

考えるハルユキ達だが。
確固たる証拠が無いため7王会議でも煮えきらない思いをする。


証拠が出た場合、即時連携して協力する事を確約するにとどまった。


そんなこんなの17巻。


ひとまずバトルが終わったら、いちゃいちゃするのがお約束。


加速研究会の拠点を特定するクエストをやりつつ、ハルユキと

タクムの元にニューキャラクタ登場。


副生徒会長の黒雪姫に憧れる生沢マユウは、ハルユキとタクムに

生徒会長選挙に一緒に出て欲しいと頼みにきた。


タクムは成績優秀だからわかるが、なぜ僕?と、思うハルユキ。
ハルユキの飼育委員としての真面目な働きをマユウは見ていたの

だった。


そんな3人の姿をやきもきしながら見ていた黒雪姫(笑)


事情を知ると、やさしくハルユキを諭す。
一方で、港区にある白のレギオン本拠地へ本格的に攻撃するには、

手前の渋谷エリアの緑のレギオンの協力が不可欠。


その交渉に向かう前に、何故か高級プールに集まったネガ・ネビュラス

ご一行様。

案内役のアッシュ(綸)も一緒だ!ハルユキ相手に油断しっぱなしの

女性陣。


しかし、フーコにはいいようにもて遊ばれるハルユキ。


もてあそばれると言えば、7王会議の帰り道。
ハルユキの肩に乗っていた小さなアイコンについて黒雪姫とフーコが

追求しだした時の


「よし、走って逃げよう」


が良かった(笑)


「よし」の意味がわからん(笑)


他の作品のヒーローとしては圧倒的に格好よくないキャラだが、その

思考というか発想ががいい。むしろ可愛い。

ふとした沈黙を小粋なトークネタで何とかしようと考える内容がいい。

案外、川原先生自身がモデルだったりするのかも(笑)


そんなこんなのサービス満載の17巻。


次は来年の春だそうです。


アクセルワールドおもしろい。


読み終わったあとで、ひとりアクセルワールド一挙放送をしてしまった!


最高のカタルシス!がキャッチコピーのこの作品。


アニメから入るのもいいですが、原作も是非。






『なれる!SE』 12 読みました。


ライトのベルを読みだした頃から愛読しているこのシリーズ。
12巻でございます。


このシリーズの記事を書くたびに言っていますが。
私は、『なんちゃってTV職人』で、電柱とか登ってたりしたけれど。

前職はプログラマーでした。


もう少しでSEって感じで。

入社したのが昭和63年。


初めての年越しでいきなり平成に変わった!
&!4月から消費税導入!という、まさに地獄のような毎日だった。


まさに!そんな非日常な仕事の話。


萌える!!SE残酷物語!!


それが、この”なれる!SE”なのである。


今回は色々節目の回なのか、室見立華の秘密か明らかになります!

立華の本当の名字!?


この作品の主な登場人物の名字は福岡の地下鉄の駅名になってる

のは、あまりも有名な話だ。


立華の本当の名字は”七隈(ななくま)”と
言うらしい。


「ほー。ななくまって駅があるの~」


と、ぐぐったところ。


福岡の地下鉄の名前自体が”七隈線”だった!


メインじゃん!


そんなこんなの12巻。


なんとなーっく、平和な年度末を迎えていた工兵と立華に元に、

いつものように緊急プロジェクトが舞い込んだ。


日本でもどころか世界でも有数の自動車メーカー。

水道橋から歩いて行くとなれば、トヨタのことだろ!(笑)

あ、作中は別名になってるけど。


あそこのTVの設備は随分やったので内部も良く知ってるのだ。


一気にデンジャーなモードに突入した仕事場。
しかし、立華の様子がおかしい。


上の空で、ちょこちょこ私用電話で中座する。ミスする。

しまいにゃ、無断欠勤したまま来なくなっちゃった!!


もー大変だ!

立華が居たって厳しいのに、立華が居なくなっちゃったんだからね!


パニクる駿河システム!OS部の梢となんとか誤魔化しながら

仕事をこなすが・・・。


もう限界って時に工兵の前に現れた一人の少女。

少女は立華の○○○だった!


立華の実家を割り出した梢と工兵。


そこで知った、立華の過去。


工兵は立華を取り戻すため動き出す!


異色の社会人ステージのライトノベル!


若い社会人の人。もちろん熟年の社会人にも呼んでもらいたいこの

作品。


コミックもあります。WEBでは無料で読めます!


今までの伏線を全て回収する12巻!


まだの人は早く最初から読んで!






エスケイプスピイド6読みました。


5巻からしばらく間が空いた第6巻。

きっと、大変な苦労をしてるのだろうなと 感じる作品となってます。

他のバトル物とは違ったテイストの、数少ない作品。

ちょっと設定が難しいか・・・。 設定が難しいと言えば・・・。 シャナとか、

カンピオーネとか。


エスケイプスピイドは、設定も難しいが 漢字も難しい(笑)

何度も書くが、蜻蛉・蟋蟀・蟷螂・蜻蛉などなど 特に漢字が苦手な

私は、もはや形で読んでます(笑) そんなこんなの第六巻。


戦争が終わり、20年の凍結期間を経て始まったこの 物語。

九曜(くよう)と叶葉(かなは)に最大のピンチが 訪れて終わった5巻。

終わった戦いを蒸し返すような黒塚部隊に捕らわれてしまった

叶葉を追ってきた九曜。


黒塚部隊の目的地は落地(おろち)。

20年前の戦いで 自らの命と引き換えに、核兵器ごと、町ごと凍らせた

永久に冬の町。

鬼虫八番式・蜉蝣(かげろう)こと柊がそこに居る。


20年前の戦いで、九番式の九曜以外戦死したと思われていた

鬼虫達。


九曜側としては、蜘蛛(くも)蟷螂(かまきり)ムカデ(漢字出ず)

蛾(が・完全に再生不能残骸のみ回収)

黒塚部隊側は、蟋蟀(こおろぎ)蟻(あり)蜻蛉(とんぼ)。

そして最後の鬼虫が蜉蝣こと柊だ。

柊は、近づく物全てを凍らせた。20年経った今でも。

その柊に近づける能力を持つ黒塚部隊の量産型鬼虫の

鍬形(くわがた)


黒塚部隊と九曜が柊の奪回を争う。


覚醒した柊がカワイイ~。


もっと早く登上しておしかったな~。 その一方で、囚われの身の

叶葉は昔の知った人物と再会していた。 鬼虫は元は人間で、

人であった頃の記憶を消されている事を知る。


九曜も元は人間。


叶葉の心は揺れる。


さーさー、どーなんのよ!


九曜と叶葉はいまだ再会できず。


萌え極小の第六巻!


いよいよクライマックスって、書いてあった!


終わるのかーい!(泣) もうちょっとがんばろうぜエ~・・・。







狼と香辛料16~太陽の金貨(下)~読みました。


自由と希望の町レスコ。


町を仕切るのは鉱山商のデバウ商会。
商会でありながら新金貨の発行をしてしまうほどの、力をつけた商会

の内部では不穏な動きが。


そんな事にはまだ気がついていなかったロレンスは、ホロと店をもって

一緒に暮らす夢を実現するため動き出した。


そんな二人の前に、辛い別れをしたばかりのコルの荷物を持った連中

が現れる。


てのが、上巻までの話。


自由と希望の町レスコは順調に成長を続けていく絵が、出来上がって

いたのだが、いつの世にも、強欲な人間、特に役人というか、貴族が

いるもので。

デバウ商会の幹部は、集まる資金をうまくバランスをとろうとしている

のにもかかわらず、もっともっと。と、欲をだす奴らがいる。


新金貨を発行すればするほど儲かると知った貴族は、金貨を発行

させようとデバウ商会に詰め寄ります。

もちろん金貨を発行し続ければ世の中いいわけないし。

そもそも金貨の元になる鉱物がいずれ枯渇する。


そうなると、鉱山を求めて侵略が始まる。


そんなことは許されないので、デバウ商会の会計人ヒルデはロレンス

達に協力させるため、コルの荷物を持ってロレンスとコルの前に現れ

たのだった。


なかば強引なヒルデの申し出に協力するためホロは狼になってコルと

エルサが買い付けに行っている禁書を受け取りに単身向かう。


禁書が手に入れば話し合いでなんとか納められたかもしれなかったが

事態は急変。

ついに内部分裂は決定的になり、実権を奪われたヒルデとロレンスは

ミューリ兵団と共に町を出る。


反逆者となったロレンス達を追ってデバウ商会から傭兵団が送り出さ

れた。


金で雇われている傭兵団。

ミューリ兵団を追ってきたのは旧知の兵団だった。


時には同じ戦場で、仲間として戦ったこともある。誇り高き傭兵団は、

金の事しか考えてない貴族が嫌いだった。


茶番を打って、見張り役で来ていた貴族を殺してしまおうと打ち合わせ

するが。


傭兵は剣で戦うが、商人は言葉で戦う。


最後の最後でミューリ兵団は裏切られる。


誇り高き傭兵団は金で買収されたのだ。


目も眩むような金を積まれ、誇りを捨てた傭兵団。

そんなのは商売でではないと憤慨するロレンス。


絶対絶望の状況に、ホロが帰ってきた。


禁書が手に入り、ヒルデは反撃に出る。


傾きかけた戦況をまたしても、金の力で軍勢を束ねようとする

貴族達。


そんな金はさすがに無いはずだと言う元会計人のヒルデ。


ロレンスは、商人の武器、言葉で情勢をひっくり返えす!。


感動の本編のクライマックス。


私も耳のある美少女に出会いたかった!(笑)



狼と香辛料15~太陽の金貨〈上〉~読みました。


いよいよ最終章になるようです。


レノスでコルと別れ、ホロと北を目指したロレンスは ホロの古い

知り合いの名の付いた庸兵団の居る町、レスコに やって来た。


庸兵団の冠につくような人物が女なわけもなく、ロレンスは 珍しく

動揺して落ち着かない。


嫉妬しているのだった。


ミューリ庸兵団の団長は、あってみると若い青年だった。

しかし、首から下げた爪の首飾りにホロはそれが本物だと 気づく。


この爪は、父のさらにその父から受け継いだと。

そして古い仲間の名前と共に引き継いでいて、その名のな中に

ホロの名もあった。


団長から爪を受け取り、その裏にあった懐かしい文字。


『久しぶり』


ホロはやっと本物の仲間に再会したのだった。 そんな滑り出しの

最終章。


レスコの町は、今までの町とは大分違っていた。

町を仕切る”デバウ商会”は鉱山での商いを中心に傭兵を 多く町に

駐留させていた。

町の外周には市壁がない。

傭兵が多く住み、戦争を起こして北の地を征服を企んでいるのでは

と、噂された町は意外にも活気に満ち溢れ、平和な様子だった。

傭兵を駐留させるだけでも相当な金が掛かる。

市壁のない町はどのように金を徴収しているのか。

商売人の話では、商売する上にも厚待遇で細かい制約が無く

不動産も手頃だった。


ロレンスはこの町の金の流れを観察した。


金貨の相場が他と大分違う。 今まで相場は、金貨1枚で銀貨が35枚

と交換してもらえたが レスコでは27枚しか帰ってこない。

しかし、裏を返せば、銀貨27枚持っていけば、金貨1枚と 交換して

もらえることになる。

これじゃロレンスの持っている銀貨を金貨に替えて、他の町で 銀貨に

戻したら大もうけだよ!って、思う。私も思った。


現に、レスコには銀貨を持った商人が多く訪れ、町には銀貨が

大量に集まっていたのだった。 なぜ集めているのか。ロレンスは

そこにレスコの秘密があるのではと、更に考えていた。


そんなところに、ロレンスにも買えそうな売り出し中の店に出会う。

レスコならホロの故郷にも近い。ここに店を持てばホロも一緒に

暮らしてくれるのではと夢をみた。


町の秘密はまだ解明されてないが、手の届く所に夢が叶いそう

だった。


そこにデバウ商会からの立て札が出された。


『新しい金貨の発行』


商会が金貨を発行するという。


激しく動揺するロレンス。


複雑な心境のホロ。


そんな二人の目の前に投げ出されたずた袋は、夢を持って旅だった

はずの、コルの物だった・・・。 下巻につづく!!!!