先週、前橋の病院に行った帰りにリサイクルショップがあったので
立ち寄ったところ、こんなものが80円(税抜き)で売られていたので
購入してしまいました。
ちなみに前回紹介した「vivitar ultra wide & slim」と同じものです。
しかも、clover san とデザインも一緒でしたが
このトイカメラすごい気に入ってしまったのと、
プラスチックであまり頑丈ではないので
壊れた時の部品取りと考えて
二個持ちでも良いかな。。。と
ちなみにAmazonで購入しようとしても、
3000〜5000円程度するので、ちゃんと写せたら
ちょーお買い得みたいです。
偶々バックに35mmフィルムを持っていたので
購入したその店で、フィルム装填してみました。
動作未確認といいながら、シャッターも正常に切れるみたいで
実際に使ってみたところ問題点はこんな感じでした。
・撮影したカウンターが、カウントアップされているようだが、
数枚ごとにリセットされて、1枚目に戻ってしまう。
かつ、36枚撮影しても、止まらないので撮り終えたかわからない。
・撮影した結果をみると、光が漏れているようで、上部真ん中右寄りが
白く露光してしまっている。
正直、80円と考えると、このまま使ってもよかったのですが
前回、35DCを修理できた過信と、ダメでも80円ということで修理してみました。
先に言っておきますが、中身は機械式カメラと一緒なので、
意外に難しいものでした。
とかも部品がプラスチックなので、壊れそうで怖かったです。
まず、側面のネジを外します。
次に、裏蓋を開けたところに、2本ネジ部分があるので、
そこも外します。(写真下部)
その上にもネジがあるのですが、本体のカバーを外すには関係なさそうですが
ここも外しておきましょう。
あと、フィルム巻きとり用のところにもネジがあるので、
それを外して、巻きとりのレバーを外してしまいます。
シャッターボタンを押し込みながら、そろそろと解体していきますが、
反対側の巻き取り時に使用するリバースボタンも引っかかるので
無理に力を入れずに(部品を壊さないよう)注意して開けてください。
開けたところ
次に、レンズの付いた蓋のような部品を外すのですが
ここを外すと、2箇所バネが使用されているので、
部品が飛び跳ねないように注意して下さい。
シャッターボタンの部品のところにバネが使用されているのと
シャッター切った時に開けるレンズの蓋のような部品にも
バネが使われているので、いきなり外れてこれ何?ってなるので注意
ちなみに今回はフィルムカウンターの部分なので、
ここの部分は分解する必要はありませんでした。
(ご参考です。。。)
で、カウンターが正常に動作しなかった原因はこれみたいです。
肝心な写真ピンボケしてすいませんが。。。
丸いボールのような部品が、違和感ありありで右に曲がっているのが
わかると思います。
上部から見たところ
ここのネジを締め直して、丸いボールのような部品を
ちゃんとカウンターのダイヤルに噛むようにしてやりました。
<--- 訂正します。ゆっくり考えて見たら、常時噛むようにすると
蓋開けた時にリセットされなくると思います。
なんで、微妙に調整するぐらいなんだと思います。
やっぱり過信しちゃダメでしたね
以上で修理はおしまいです。
あとは元に戻す時に、きっちり締めてあげれば
漏れている光も直るかな。。。と
ダメならモルトでも貼れば防げると思います。
で、結果ですが。。。
フィルム装填して撮影して見ないとわかりませんね。。。
露出計不良のOLYMPUS 35SPが控えているので
こいつの確認は後回しかな。。。
まー分解の参考にして下さい。
でも、このカメラ本当に気に入っています。
細かく言うと、解像度や広角レンズ特有な周辺が湾曲するとか
色々、問題あると思うのですが、
周辺が湾曲するのも良いアジになるし、
分解するにあたって調べた時に、
湾曲を修正している強者の方もいたのですが
個人的には、ちゃんと写りすぎて
面白みがなくなっているように感じられました。
とにかく、撮りたいものがあったら
巻いて撮るっていう、カメラ本来の楽しみが感じられるカメラです。
分解はしなくても良いですが
本当にオススメしたいカメラです!!!