実験7のまとめ | ラスカルのブログ

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日々の実践記録でした。2016年3月で理科授業記録は終了しました。

 三者面談は先週終わり、月曜日から入試相談である。15日は朝から地元の私立高校を自転車でまわる予定である。担当しているのは4校であるが相談する生徒は60人ぐらいで大人数である。事故がないよう慎重に行動したい。


↓今日の内容


デジタル教科書ビデオクリップでで実験の振り返りを行う。

↓考察を記入しワークシートを再提出する。


↓中和と塩について学習した


↓D教P174のアニメーションを見せた



↓塩酸と水酸化ナトリウムの中和をアニメなどで説明した。非常に分かりやすかった。


↓その他の塩①炭酸と水酸化カルシウムの反応



 水酸化カルシウムは石灰水である。二酸化炭素の検出に用いる。そのときできる白い沈殿が炭酸カルシウムである。


↓その他の塩②硫酸と塩化バリウムの反応

 塩としてできる硫酸バリウムは胃のレントゲン撮影に用いる。私も毎年人間ドックで飲んでいるが最近飲む量が少なくなったようで負担が少なくなってなかなかよろしい。

↓この反応(硫酸バリウム)は演示で行った。教科書では電球を使用しているが私はモーター+プロペラで行った。


 この実験は指示薬なしで行うと失敗する可能性がある(実際に失敗した)。硫酸を入れすぎて中和点を過ぎると余計にモーターがまわるようになるのである。この実験は3ラス失敗した後、指示薬としてBTB液を入れ慎重に中和点を見極めながら実験した。その結果、硫酸バリウムの沈殿生成とともにプロペラ回転数が小さくなりやがて止まるのが観察できた。なお、失敗した3クラスは後日演示実験をやり直した。
 さてプロペラが止まった後、さらに硫酸を加えるとまた勢いよくモーターが回転する。BTB液を入れたため白い硫酸バリウムがやや黄色がかっるのはやむを得ない。

↓追加で塩を勉強


↓酸とアルカリについて


↓7年前に作ったアニメ、中和して酸がなくなることを示している。



アニメです

↓草津の中和事業(NHK教育高校講座)