台風18号が接近しているようで、風雨が強い。これが通過すると台風一過となり、晴天で気温が上昇するのだろうか?
今回は、呼吸の続きと血管について勉強した。本時の範囲である大日本図書デジタル教科書P92~95にはビデオが6本収録されており、タイミング良く提示することができ、すこぶる便利である。
デジタル教科書を使うまでは、数年間、自分でとりためたNHK教育番組(DVDかmpg)から必要な動画を切り取って使っていたのだが、その編集にかかる時間を節約することができるようになった。
↓今日の内容
↓下図プリントを配布。生徒は説明を聞きながら記入していく。
↓いろいろな呼吸の例として、まず魚類などのエラ呼吸をとりあげる。
↓NHK教育VTR:魚のエラ(D教科書にはエラのビデオクリップが用意されていない。)
↓カエルなどの両生類の呼吸について。オタマジャクシ時代はエラ、カエルになって肺呼吸をするが、このことを正確に知らない生徒もいる。一例をあげると、「カエルは水の中ではエラ呼吸、陸上では肺呼吸をする」など。
D教科書P92下のビデオクリップを見せたら、軽いざわめきが起きた。それは解剖されたカエルの肺が動いている動画だった。
↓血管について、D教科書の各図を拡大しながら解説していった。
↓毛細血管、組織液、リンパについては教科書を読み、解説を加えた。
↓最後にメダカの尾びれ毛管内の血球観察である。この実験はD教科書P95に収録されているビデオクリップと解説で終了した。
教科書の観察や実験はほぼすべて実施してきたが、このメダカについては実施は見送る。生徒一人に一尾とすると百数十のメダカを購入し、各クラスの観察まで生かしておかなければならない。 中学生の観察である。教科書通り実施したとしても、おそらく大部分は観察中に死亡するか重傷を負うことになるだろう。勉強のためであるが、そこまですることはないと考える。