パルミチン酸の実験5 | ラスカルのブログ

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日々の実践記録でした。2016年3月で理科授業記録は終了しました。

 パルミチン酸を融かし、時間と温度の関係をグラフ化し、融点を求めたり、純物質にはグラフに平らなところがあることを知る実験を行った。
 前回書いたが、パルミチン酸を使って実験をするのは初めてである。入念に予備実験を行った。以前のパラゾールやナフタレンと比べてほとんど臭いがない。体に良いような気がした。
 今回グラフを書くまでは難しいので、データを記録するまでとした。グラフ化は次回行う。

↓いつものように今日の内容

↓今日の1セット

↓精密ばかりで薬品3g量る


↓試料を試験管に入れる

↓予備実験を撮影

↓実験が複雑なので図示

↓実験をする前に、予想をする

↓しつこいようだが温度計の読み方

↓片付け

 

↓考察(分かったこと)の記入例


 パルミチン酸はバターやろうに含まれている物質で無臭で無害である。今回、最初のクラスだけ試料を3gはかりとり、試験管に入れセットを組み立てた。実験後、これをそのまま保存し使うことにした。残りのクラスは前のクラスが作成したものをそのまま使うことになる。したがって、薬品を量り取る時間が軽減されるのだ。

↓今回、作成した融点測定実験セット 今の小6,小5も使うので正確に試料を量るように指導したら、結構喜んでいた。




↓次のクラスの「今日の1セット」      タイマーはイチゴである。もちろん私の趣味ではない。以前、この学校にいた理科教師が購入したのだろう。女性教員だったのだろうか?

 2015年追記
○火は強めで、パルミチン酸が入った試験管底と水の入ったビーカー底が接するようにする。
○この実験の前時間に試験管をスタンドにセットする方法を事前指導した。
○今回は、全班セット完了し一斉に点火した。
○タイマーの使い方で、30秒ごとにアラームを鳴らす班があったので留意する。
○実験終了後、1人が記録したデータを他の3人が写している間に、装置が冷える。

↓2015年実施の実験セット


水をくむための小ビーカー、火傷防止の軍手を用意したが、冷えてから片付けをするので、軍手は必要ないかもしれない。

パワーポイント資料