産経新聞より
安倍晋三首相のアベノミクスは自由競争・市場原理が最優先だ。競争して勝った人間が残り、金をもうけた人間の「おこぼれ」でやれというが、それはあり得ない。歴史に逆行している。
雇用、医療、農業では規制撤廃の名の下にセーフティーネットも壊している。それでは将来の見通しがたたず、消費に回るはずがない。結局、アベノミクスは最初から国民の暮らしを向上させる意図で行われたものではないということだ。
そもそも安倍政権が続くことは、国家の将来と国民の命と暮らしを危うくする。だから、なんとしても変えなくてはならない。
野党はまず国民のために政権打倒で一致してやっているわけだから、俗にいう「野合批判」なんて恐れることはない。国民に堂々と訴えればいい。
後ろめたいような顔をしてやっていたのではダメだ。統一候補という形ができたんだから、そこに野党各党が魂を入れてやることが大事だ。しっかりした連携ができれば、1人区は間違いなく勝てると確信している。(岡田浩明)