田中角栄元首相の蕉陶を受けた。
初当選は1969年。
政界の中心に位置して以降、
絶えず次の一手を陰に陽に繰り出してきた。
5月に74歳を迎えたが、政権交代可能な二大政党制をつくる意欲はいささかも衰えない。
直近では、参院選の野党共闘を仕掛けた。
改選一人区では成功したが、比例代表の統一名簿『オリーブの木』構想はあと一歩のところで頓挫した。
『あなたが決断すればすぐにできる』と民進党の岡田代表に迫ったものの、さまざまな制約があり断念。
周囲に『俺にもう少し力があればなあ』と無念さを口にし、小党の悲哀を嘆いた。
参院改選を迎える現職二人が相次いで不出馬を表面する事態にも見舞われた。
政党要件の維持をかけ『絶対に勝つ』と闘志を燃やす。
次はどんな一手を見せるのか。
