昨日、某議員と某公共団体会長の
『失礼だよ!』『何が失礼だ!あなたこそ失礼じゃないですか』
のやり取りがありましたが、
明日にも国会で再戦されるようですが…
それで思い出したのは『バカヤロー解散』
問題となった、吉田と西村の質疑応答の内容。
西村「総理大臣が過日の施政演説で述べられました国際情勢は楽観すべきであるという根拠は一体どこにお求めになりましたか」
吉田「私は国際情勢は楽観すべしと述べたのではなくして、戦争の危険が遠ざかりつつあるということをイギリスの総理大臣、あるいはアイゼンハウアー大統領自身も言われたと思いますが、英米の首脳者が言われておるから、私もそう信じたのであります。(以下略)」
西村「私は日本国総理大臣に国際情勢の見通しを承っておる。イギリス総理大臣の翻訳を承っておるのではない。(中略)イギリスの総理大臣の楽観論あるいは外国の総理大臣の楽観論ではなしに、(中略)日本の総理大臣に日本国民は問わんとしておるのであります。(中略)やはり日本の総理大臣としての国際情勢の見通しとその対策をお述べになることが当然ではないか、こう思うのであります」
吉田「只今の私の答弁は、日本の総理大臣として御答弁致したのであります。私は確信するのであります」
西村「総理大臣は興奮しない方がよろしい。別に興奮する必要はないじゃないか」
吉田「無礼なことを言うな!」
西村「何が無礼だ!」
吉田「無礼じゃないか!」
西村「質問しているのに何が無礼だ。君の言うことが無礼だ。(中略)翻訳した言葉を述べずに、日本の総理大臣として答弁しなさいということが何が無礼だ! 答弁できないのか、君は……」
吉田「ばかやろう……」(自席に戻る際ボソッと呟くように吐き捨てる)
西村「何がバカヤローだ! バカヤローとは何事だ!! これを取り消さない限りは、私はお聞きしない。(中略)取り消しなさい。私はきょうは静かに言説を聞いている。何を私の言うことに興奮する必要がある」
吉田「……私の言葉は不穏当でありましたから、はっきり取り消します」
西村「年七十過ぎて、一国の総理大臣たるものが取り消された上からは、私は追究しません。(以下略)」
以上Wikipediaより引用
とのやり取りがあった。
問題はコレからで、
都内某所に停車する車。
その車に少し時間を置いて近づく車、
そして辺りを見回し先行車に乗り込んだ。
以下フィクションだと思って読んでください<(_ _)>
三木氏『浅沼君、いよいよ倒閣のチャンス到来だ。』
浅沼氏『いよいよ内閣不信任案ですか?』
三木氏『いやぁ、吉田は発言を取り消した。それに内閣不信任では大人げない。』
浅沼氏『ではどうやって?』
三木氏『吉田の懲罰動議だよ』
浅沼氏『懲罰動議?首相の懲罰動議は前例がありませんね』
三木氏『内閣不信任案は今国会中一回しか出せない。万が一否決されたら出せなくなるし、それに吉田得意の解散を打たれる可能性がある。しかし懲罰動議なら‥』
浅沼氏『懲罰動議なら、吉田個人のモラルの問題。解散を打つ大義名分がたちませんね』
以上のような密議を経て
与党幹事長が懲罰動議提出を巡り野党浅沼氏と会談
与党幹事長『首相は発言を取り消した。取り消した以上は、懲罰動議提出を考え直していただけないか』
浅沼氏『ダメだ。日頃からの国会を軽視した首相の気持ちがあのバカヤローの一言に表れている。引っ込め訳にはいかない!』
会談後
与党議員『幹事長、どうでした?』
与党幹事長『ダメだ。話ならん。』
『何時もはもっと物分かりのいい浅沼が、今回はヤケに強行だ‥。何かある!ひょっとしたらあの爺さん(三木氏)何か企んで手を打ってるかもしれん』
与党議員『どうしますか?』
与党幹事長『至急三木氏を探しだすんだ!』
以上のやり取りはありましたが、
懲罰動議は提出され可決されるまで、
三木氏は雲隠れ。
このようなことがありましたが、
コレからいろんなことがわかりますよね。