小4でASDと診断された次男坊。
現在、中1で特別支援学級に在籍しています。
校外学習などで、療育手帳があると提示したりすることも多いし…
いずれ進学時に必要なのだから、早めにとっておいた方がいいだろう、と児童相談所に申し込みました。
今日、将来の進路をあれこれ悩む次男坊に、療育手帳の話をしました。
すると…
『え…クラスであの手帳をもってる人は、みんな変な人ばっかりだから、やだ』
って言われた
まさかの！！
『おれが、いつもしゃべる友だちは、みんな持ってない』
って。
う〜ん…
それから、30分くらい、あれやこれやと説明してみましたが、わかっただろうか…
小6のときにうけたテストでは、IQ70だったのですが、まぁ、ボーダーなんだと思います。
近年は、どんどん取りにくくなっていると聞きました。
とりあえず、申請してみて、ダメだったら、『精神障害者保健福祉手帳』なのかなって思ってたのですが…
『おれ、変じゃないし！』
『おれ、少数派じゃないし、生きにくくないし！』
『こだわりないし！』
やっぱり説明がいけてないんだろうな…
『コミュニケーションは確かに少し苦手なところがあるかもしれないけど…』
う〜ん…ノリもいいし、空気もめっちゃ読むけどね。
普通高校を受験するには、通常級に通って5教科しっかり勉強して、試験受けないといけない。
でも、それは頑張ろうにも、苦しいんじゃないかな？
就職のサポートや、お金の使い方や考え方までサポートしてくれるような高校の方が、安心なんじゃないかな？
あぁ、でも結局、夢がめっちゃしぼんじゃったかもしれない…
『まぁ、いずれにしても、めっちゃがんばるしかないってことだよね？』
と謎のセリフを残して寝てしまいました…
今がほんとうに伸び盛りで、考え方も、話し方も、驚くほどの成長をとげているところ。
先のことを考えすぎて萎むより、今ここ、を積み重ねていってほしいのに、うまく説明することができなかった
今の次男坊が、受け入れられる自分の姿、というのはどんな姿？
できることなら、ほんとに障害という言葉を気にすることなく、ただ勉強がちょっと苦手なだけのお調子者…でのびのび育って欲しかったけど…
いろんなことで傷ついて…
やっぱり難しかったなぁ。
『お医者さんになって、人を助けたい！』
『動物飼育員になって、動物のお世話をしたい！』
という夢は、そのまま実現できないかもしれないけど、誰かの役に立ちたいんだっていう気持ちを、今日のわたしの説明のせいで、あきらめてしまったりしていないだろうか
そして『療育手帳』の申請…9月に予約とれたのだけど、キャンセルしなくちゃだな〜
不登校も長くて、でもやっと近頃は自分に自信が持てるようになって、すごく頑張っていたのに
そうなるように、わたしも、家族も、周りも、サポートしてきたのに…
どうしよう…
早4年間、不登校の長男坊の進路も、かなり悩ましいのに！