『ゼツメツ少年』 | noske's life

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ボス(鬱抜けしつつあるとこ?)& 3坊主(専門学校、高2、中3)のお世話に奮闘中。
それぞれに長い長い引きこもりを抜けて、日のあたる世界へ! さてさて、今はどんなサバイバル?

気づけば、だいぶ間があいていました…


相変わらず、誰かは登校し、誰かはおうちで過ごし。


先週は、偶然だらけ。
次々と友人と会う機会が訪れ、自分の思いがだいぶ整理された…気がしただけでしたてへぺろ が、楽しかったなぁ。



今週は、連休明けに、中学校入学受付や、保護者説明会、制服の採寸がありました。


「行かなきゃ…」
と、登校した長男坊。

下校後、そのまま友だちと中学校に向かってくる約束。


でも、現れたのはお友だちだけ。



家に電話してみると、泣いている長男坊。
「もう無理だった…」


泣かなくてもいいのに。

なんとでもなるのに。




給食あたりから登校する、とか。
採寸だけ来る、とか。


そういうことができる子なら、不登校にはなってないんだろうな。




しばらくぶりの登校。
よく、1時間目から6時間目まで過ごしたなぁと思います。
卒業までに提出しなければならないものは、ほぼ完成させてきたらしいです。


1週間に1日くらいしか登校しないから、誰も仲間としてみてくれないし…
班ごとの活動でも、意見聞いてもらえず、無視される。
委員会も、流れがわかんないけど、聞いても教えてもらえない。
仕方ないから、ほかのクラスの友だちに聞いて、なんとかこなす。


とにかく、とにかく、緊張するみたい。
学校にいる間の吐き気も。
動悸も。
次の日の、筋肉痛もひどい。


そんなことを言ってみても、そりゃあ、たまにしか登校しないんだから仕方ないだろ〜って、パパも、先生も、本人も思う。



ついに…

『卒業式、出たくない…』

と、わたしには言い出しました。




だろうな。
練習も、きつかろう。
先生の言うように、血反吐をはいてまでがんばったとして、果たしてそれは本人の自信につながるのだろうか?
なんにもならない、のでは?


嫌な経験、辛い経験を増やすだけ…


辛いことを、甘えず、がんばって、乗り越えられる人はたしかに素晴らしいと思いますが。


学校自体が辛く感じられる長男坊に、叱咤激励してがんばらせた先に、いったい何があるのか…


もう、わからなくなりました。



だから、担任の先生や、パパや、周りのお母さんや、世間一般の多数派の皆さん、そして誰よりも自分の中から聞こえてくる「お母さん、甘やかしすぎ!」という声。


今は、耳を塞いじゃおう(笑)


結果、長男坊とともに後悔するのかもしれないけど、まぁ、それが人生ウインク




で、なんでタイトルに『ゼツメツ少年』?

今日は、3人とも欠席しているので、私もゆっくり読書です。

軽い気持ちで読み出した自分を反省しました

そりゃそうだ。重松清さんの本だもの…

しかも、昨日は『十字架』
おとといは『かがみの孤城』(辻村深月)



な、な、なぜなぜガーンガーンガーンガーン



ヒジョーにうちの3兄弟が…ただのアホに見えてきた!!