次男坊が、4月から学校に行きたい、と言うので…(長男坊と通える最後の一年っていうのも、理由の一つのようです)。
支援なしには、しんどいのは目に見えている!
そこで…
本人と話し合い、4つの準備を学校にお願いしてみようと決めていました。
①おめめどう(筆談コミュニケーション)の活用
②ひなん?場所の確保
③「わからない」ところを教えてもらえる時間の確保
④必ずしも毎日通えなくても大丈夫だよ、という担任の気持ち
それぞれの項目について、そう決めた経緯や、補足説明は、ここにうまくまとめる自信がないので…読む方によって受け取り方が様々になってしまうかと思います。
が、これは自分の覚書として、誤解覚悟で、記録しておきます
結果、なんとかそれならできそうだわ、と言ってもらえました
そして、クラス全体へ…
「手取り足取りのお手伝いは、とってもありがたいのだけれど、できればお手本を見せて、できるまで待っていてくれたほうが助かる」
「なんで学校来ないの? なんで、なんで〜?と、しつこくは聞かないでね。」
という指導をしてくれるそうです
WISCの結果や、「自閉症スペクトラム」の診断については、医師から、言わない方がいいよ〜と言われていたのですが。
今回は、特別支援コーディネーターの先生もいらっしゃるし…ということで、お伝えすることにしました。
ただ、わたしから説明すると伝わらないところもあるかと思ったので、市の教育相談センターで担当していただいている心理士さんから、事前に担任の先生に伝えてもらいました。
また、療育センターの医師とも連携してもらえるようお願いしました。
支援級も考えているのですが、来年度は何ヶ所か見学あるいは体験して備えようと思っています。
とりあえず、一気に環境をかえると、がんばりすぎてしまうので、なんとか「ことばの教室」という環境だけはかえずに…と希望はしました。
また、次男坊の学年に一名支援員さんを配置できるよう市に要請する予定だが、担任以外に声をかけられることに抵抗はないか、本人に確認しておいてほしいと言われました。
今年度の校長先生は、校長1年目!ということで、とても意欲的
自閉症に限らず、熱心に勉強されているようです。
大規模校でもあり、配慮していただけることには限度があるのはわかっていますが、できるかどうかは別として、まずはとにかく声に出して伝えていかなければいけないのだなぁ…と実感しました。
な〜んて言っても…
何度も何度もうちのめされてると、もう傷つきたくないよぉって、わたしも弱気になっちゃうし、最初からあきらめモードだったり、ちょっと卑屈になっちゃったり…するんだよね
最後に…
担任の先生がね、「ちょっといいですか?」って。
「〇〇くんは、45分座っていられますか?」
思わず、「は?」って大声出すところでした
2時間話し合って、それ?
意図するところが…はかりかねて、どう答えたらいいのか。
なんとなく…う〜ん、わからなくもないけれど。
先生、困るんだよね、きっと。
嫌なんだよね、たぶん。
授業中に、次男坊が突然床にねそべったり、廊下にフラフラ〜と出て風をあびてたりするの。
目が届かないと、なんか事故があってもいけないしね。
ひなん場所まで行く間に、やっぱり事故があってはいけないしね。
すぐに対応できないわ、わたし。って不安だね。
人と違うことしてると、お友だちからいじめられるかもしれないしね。
45分、座ってられるかどうか…
が、最も気になるような先生のクラスに戻って、やっていけるんだろうか
おんなじにさせなくちゃ!って、必死にがんばって、細やかに気を遣って、配慮する先生だったから、次男坊はしんどかったんだ…って、その一言で思い出しました。
おそっ!
多数派に合わせる技術は、身につけていかなきゃならないのだと思います。
少し、生きるのが楽になるから…
でも、それとは別に、自分の感じかた、考えかた、は大事に思ってほしいな。
学校に通うとなれば、また嵐のような日々が待っているようで、私も相当な覚悟が必要ですね。
以前、教育相談センターのベテラン心理士さんに、「次の一歩はかなり慎重でなければなりません。次の失敗は、取り戻しがきかないほど深く傷つきますよ。」と、言われましたが…
次男坊が、またお兄ちゃんや弟と3人で通いたい! 学校行事を楽しみたい! 友だちと遊びたい! と願うのなら、それを叶えてあげたいと思うのです。
深く傷ついて、また引きこもったら、そのときはそのときです。また、必要な時間だけ、引きこもるのみ。
ま、これだけ考えたり、動いたりしても、行くかどうかはわかりません