BOOKデータベースより
「突然の膵臓がんの診断。宣告された余命は4ヶ月――。
『恋愛中毒』『プラナリア』『自転しながら公転する』など数々の名作を残し、58歳で急逝した著者。
亡くなる直前まで書きつづけた日記。
2021年4月、私は突然膵臓がんと診断された。
治療法はなく、進行を遅らせる抗がん剤をやめて、緩和ケアに進むことを決めた――。
まるで夫とふたりで無人島に流されてしまったかのような、コロナ禍での闘病の日々を、
作家は日記として書き残した。
痛みや発熱の苦しみ、これまでの人生、夫への感謝と心配、
「書きたい」という尽きせぬ思い……。
58歳で急逝した著者からの、ラストメッセージ。」
少し前に買っていたのですが、数ページ読むと辛くて。
意を決してまた、読み始めると、今度はやめられず、一気に。
私もほぼ同世代です。
十数年前、40代で乳がんの経験者です。
私の場合は、ステージⅠで、手術をすれば、ほぼ大丈夫と言われていたのですが、
それでも一人になると涙が止まらなくなっていました。
入院中に読もうと持っていった本も全く読めず。
文緒さんは、本を読み(この中で出てきた本はメモしていつか読みたいと思っています)、
事務的な整理もされ、
残りの時間が120日と分かっていての冷静な文章。
文緒さんの強さを感じました。